ダン・タイ・ソンのショパン  保佐事務報告

2007-06-17 | 日録

 いつもどおり、朝5時に起きてエレクトーンで稽古。今朝は久しぶりにS寺の6時の鐘を聞くことができた。早朝、窓などを閉め切っているので、なかなか聴こえてこない。S寺の鐘を聴くと、心が静まる。7時からミサ。今日の答唱詩編は、114番「主は豊かなあがないに満ち」。

 “主は豊かなあがないに満ち いつくしみ深い

 わたしは罪をあなたに表し、わたしのとがを隠さずに言う。

 あなたはわたしの罪をゆるし、わたしのとがを清めてくださる。”

  このような明け暮れを何十年と過ごしてきた。日曜は、心が整う、幸いな日だ。

 

 午前、NHKFMでChopinを放送していた。ダン・タイ・ソン。繊細な演奏。遺作「ノクターン嬰ハ短調」の落ちてくる箇所(*)さえも弱々しげに聴こえるほどで切なくなるが、最終はころころと粒が揃ってまことに美しい。真珠のよう。*私は、此処は聴かせどころだろうと思って、強く弾いていた。だが、小原孝さんの云うように、「心で」強く、なのだ。ガンガン弾いては、駄目。

 同じく「変ロ短調」も、あくまでもやさしく優美な演奏。

 これからは、繊細優美さを心がけよう。ガンガン弾くより何倍も難しいことだ。

 

 午後、家裁へ、保佐事務報告書を送付した。


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
オルガン (かよこ)
2007-06-17 20:22:40
 今日は、私もオルガン弾き。答唱詩編「主は豊かなあがないに満ち」、好きな曲です。年をとると、ゆっくりの曲が良いし。「年間」に戻りましたね。「アレルヤ」、落ち着きます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。