「小沢首相」が波紋=剛腕に待望論も
民主党の小沢一郎幹事長が、首相就任の可能性を問われて否定しなかったことが与党内で波紋を広げている。米軍普天間飛行場移設問題での迷走や偽装献金問題などで、鳩山由紀夫首相の求心力が弱まっている中での「最高権力者」の発言とあって、小沢氏の「胸の内」に関心が集まっている。
「本当にみんなのためにやれると皆さんが思ってくださるときがあれば、拒む必要はない」。小沢氏は21日のテレビ東京の番組収録で、「首相に魅力を感じないか」と聞かれてこう答えた。
小沢氏は「偉いポジションは好きではない」と語り、煙幕を張ることも忘れなかった。しかし、鳩山内閣の支持率が落ち込み、「ポスト鳩山」が取りざたされ始めているだけに、憶測が飛び交っている。
小沢氏と長く政治行動を共にしてきた民主党の渡部恒三元衆院副議長は22日、TBSの番組で「(小沢氏が首相に)なりたいと思えば、僕らがいくら反対してもなる」と指摘しつつも、「絶対やらない」と断言。同党内でも「聞かれて首相就任の可能性まで否定する人はない」(若手)と受け止める向きが多い。
もともと小沢氏は、マスコミへの露出が多くなる「表舞台」を嫌う傾向がある。首相就任となれば、国会審議に縛られる上、日々の記者団のぶら下がり取材にも応じなければならない。加えて、首相と同じく「政治とカネ」の問題を抱えており、「小沢首相」は国民の理解を得られないとの見方が強いためだ。
ただ、小沢氏に近い議員を中心に小沢待望論があるのも事実。鳩山首相が政権運営に行き詰まるような事態になれば、2010年度予算編成の過程で政治力を見せ付けた小沢氏への期待が盛り上がる可能性は否定できない。「67歳の小沢氏が政治家として最後に何をなすか考えてもおかしくない。いよいよ首相への腹を固めたのではないか」。与党のある幹部はこう推測している。(時事通信2009/12/25-19:52)
◆小沢氏グループ議員、一気に3倍増の150人前後に。議員会館に「小沢フロア」出現2009/9/15
民主党の小沢一郎幹事長が、首相就任の可能性を問われて否定しなかったことが与党内で波紋を広げている。米軍普天間飛行場移設問題での迷走や偽装献金問題などで、鳩山由紀夫首相の求心力が弱まっている中での「最高権力者」の発言とあって、小沢氏の「胸の内」に関心が集まっている。
「本当にみんなのためにやれると皆さんが思ってくださるときがあれば、拒む必要はない」。小沢氏は21日のテレビ東京の番組収録で、「首相に魅力を感じないか」と聞かれてこう答えた。
小沢氏は「偉いポジションは好きではない」と語り、煙幕を張ることも忘れなかった。しかし、鳩山内閣の支持率が落ち込み、「ポスト鳩山」が取りざたされ始めているだけに、憶測が飛び交っている。
小沢氏と長く政治行動を共にしてきた民主党の渡部恒三元衆院副議長は22日、TBSの番組で「(小沢氏が首相に)なりたいと思えば、僕らがいくら反対してもなる」と指摘しつつも、「絶対やらない」と断言。同党内でも「聞かれて首相就任の可能性まで否定する人はない」(若手)と受け止める向きが多い。
もともと小沢氏は、マスコミへの露出が多くなる「表舞台」を嫌う傾向がある。首相就任となれば、国会審議に縛られる上、日々の記者団のぶら下がり取材にも応じなければならない。加えて、首相と同じく「政治とカネ」の問題を抱えており、「小沢首相」は国民の理解を得られないとの見方が強いためだ。
ただ、小沢氏に近い議員を中心に小沢待望論があるのも事実。鳩山首相が政権運営に行き詰まるような事態になれば、2010年度予算編成の過程で政治力を見せ付けた小沢氏への期待が盛り上がる可能性は否定できない。「67歳の小沢氏が政治家として最後に何をなすか考えてもおかしくない。いよいよ首相への腹を固めたのではないか」。与党のある幹部はこう推測している。(時事通信2009/12/25-19:52)
◆小沢氏グループ議員、一気に3倍増の150人前後に。議員会館に「小沢フロア」出現2009/9/15
結果、民主も自民も割れ、カオス状態となり、大きく国益が損なわれたとしても、それは我々国民の民度の反映なので、甘受すべきこと。
本年はこれが最後のコメントになるかと。
時に不愉快な気持ちにさせてしまったことも有ったと思いますが、お付き合い下さって感謝です。
良いお年を。
本年のご厚情に感謝しています。いつも、メリハリの利いたすてきなコメントを有難うございました。URLなど沢山のご案内も戴き、教えられ助けられました。
本年は愚息が2度中国へ出張し、すっかり中国大好き人間になったようです。母もかつて数え切れないほど中国へ行き、「日本のお母さん」と呼んでくれる留学生が何人か来日しました。
大きな国。来年はアメリカを抜いて世界一の経済大国になるかもしれませんね。
新しい年も、どうぞ宜しくお願いします。良いお年を。深い感謝のうちに。