『今日からは、あなたの盲導犬』(岩崎書店) 

2007-12-06 | 社会

〈来栖の独白〉 
 昨日、スポーツクラブの帰りにセブンイレブンへ寄って本を受け取った。 『今日からは、あなたの盲導犬』  
 大石亜矢子さんの盲導犬アンちゃんが引退し、彼女に新しい盲導犬セロシアちゃんがやってきた。そのセロシアちゃんはアイメイト協会1,000頭目の盲導犬だそうで、それを記念して、セロちゃんの写真集ができた。
  ところで、盲導犬は慢性的に不足している。盲導犬は仕事中に異性に気を取られると盲人の導きが疎かになるため、去勢しなくてはならないのも、一因しているという。
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盲導犬の凍結精液で誕生 住友生命が子犬を協会に寄贈
 12月5日11時16分配信 中日新聞
 【愛知県】イギリスから輸入した優秀な盲導犬の凍結精液をもとに、初めて誕生した子犬「栄号」が4日、事業を支援した住友生命(本社・大阪市)から中部盲導犬協会(神作博会長)に贈られた。
 同会によると、盲導犬の資質は遺伝による部分が大きく、安定した繁殖には優秀な盲導犬の親が欠かせない。イギリスは世界有数の「盲導犬大国」で、アジア各国の盲導犬協会でつくる団体が同国の盲導犬協会に繁殖への協力を呼び掛けていた。
 イギリスの盲導犬の精液を液体窒素で凍結させて輸入し、別の盲導犬と掛け合わせて10月上旬にラブラドルレトリバー4頭が誕生。このうち体長40センチ、体重6キロほどに育った「栄号」が中部盲導犬協会に贈られた。
 中村区の「名古屋マリオットアソシアホテル」で贈呈式があり、住友生命中部営業局長の須崎晃一さんが同会訓練部長の水谷由美さんに子犬を手渡した。水谷さんは「愛情を込めて育てたい」と感謝を述べた。
 栄号は1歳になるまでボランティアに預けられ、その後、盲導犬になるか繁殖用に育てられるか決まる。(吉光慶太) 最終更新:12月5日11時16分


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