【自動車産業ニュース】
10月新車販売、プリウスが独走 5カ月連続首位
2009年11月7日
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が6日発表した10月の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」(新旧モデルの合計)が2万6918台で、軽自動車を含めた総合順位で5カ月連続の首位になった。
5月の全面改良で最低価格を205万円に抑え、消費者の心をつかんだ。エコカー減税などの需要喚起策も追い風になっている。10月の販売台数は前年同月比約4・2倍で、2位以下を1万台以上引き離した。
2位はホンダの小型車「フィット」(1万5444台)、3位はスズキの軽自動車「ワゴンR」(1万5067台)。このほか上位には小型車が並び、減税対象車種や低燃費車の販売好調ぶりが目立つ。10月の新車販売台数(軽自動車を除く)は前年同月比12・6%増で3カ月連続のプラス。軽自動車は8・9%減で12カ月連続で前年を下回った。
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【自動車産業ニュース】
トヨタ九州が売上高10%減 9月中間単独
2009年11月7日
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が6日発表した2009年9月中間決算(単独)は、景気低迷による販売台数の減少などが響き、売上高が前年同期比10・3%減の4150億円と、中間期として2年連続の減収となった。
本業のもうけを示す営業利益は94・7%減の2億6000万円、純利益は90・5%減の2億9000万円と、ともに3年連続の減益。昨年4月のエンジン工場の生産ライン増強や、同8月の小倉工場(北九州市)新設に伴う減価償却費の増加が利益を圧迫した。
上半期の販売台数は16・8%減の15万3703台。
10年3月期について同社は「在庫調整が完了したことや、ハイブリッド車『HS250h』の販売開始で持ち直しつつある。通期での黒字化と販売台数30万台以上を確保したい」としている。
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【自動車産業ニュース】
輸入車の新車販売は22・7%減
2009年11月7日
日本自動車輸入組合が6日発表した輸入車の10月の新車販売台数は、前年同月比22・7%減の1万1390台となり、18カ月連続で前年を下回った。このままのペースが続くと、2009年の年間販売台数は17万台程度となり、1992年以来、17年ぶりに20万台を下回りそうだ。
メーカー別では、フォルクスワーゲンが23・0%減の2420台。BMWは8・2%減の1854台、メルセデス・ベンツは10・3%減の1558台だった。
国内自動車市場は、エコカー減税の効果で、回復基調が鮮明となっているが、輸入車は減税の対象車種が少ないため、苦戦が続いている。
同組合によると、輸入車の年間販売台数は96年の42万7525台をピークに、27万台前後で推移してきた。
10月新車販売、プリウスが独走 5カ月連続首位
2009年11月7日
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が6日発表した10月の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」(新旧モデルの合計)が2万6918台で、軽自動車を含めた総合順位で5カ月連続の首位になった。
5月の全面改良で最低価格を205万円に抑え、消費者の心をつかんだ。エコカー減税などの需要喚起策も追い風になっている。10月の販売台数は前年同月比約4・2倍で、2位以下を1万台以上引き離した。
2位はホンダの小型車「フィット」(1万5444台)、3位はスズキの軽自動車「ワゴンR」(1万5067台)。このほか上位には小型車が並び、減税対象車種や低燃費車の販売好調ぶりが目立つ。10月の新車販売台数(軽自動車を除く)は前年同月比12・6%増で3カ月連続のプラス。軽自動車は8・9%減で12カ月連続で前年を下回った。
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【自動車産業ニュース】
トヨタ九州が売上高10%減 9月中間単独
2009年11月7日
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が6日発表した2009年9月中間決算(単独)は、景気低迷による販売台数の減少などが響き、売上高が前年同期比10・3%減の4150億円と、中間期として2年連続の減収となった。
本業のもうけを示す営業利益は94・7%減の2億6000万円、純利益は90・5%減の2億9000万円と、ともに3年連続の減益。昨年4月のエンジン工場の生産ライン増強や、同8月の小倉工場(北九州市)新設に伴う減価償却費の増加が利益を圧迫した。
上半期の販売台数は16・8%減の15万3703台。
10年3月期について同社は「在庫調整が完了したことや、ハイブリッド車『HS250h』の販売開始で持ち直しつつある。通期での黒字化と販売台数30万台以上を確保したい」としている。
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【自動車産業ニュース】
輸入車の新車販売は22・7%減
2009年11月7日
日本自動車輸入組合が6日発表した輸入車の10月の新車販売台数は、前年同月比22・7%減の1万1390台となり、18カ月連続で前年を下回った。このままのペースが続くと、2009年の年間販売台数は17万台程度となり、1992年以来、17年ぶりに20万台を下回りそうだ。
メーカー別では、フォルクスワーゲンが23・0%減の2420台。BMWは8・2%減の1854台、メルセデス・ベンツは10・3%減の1558台だった。
国内自動車市場は、エコカー減税の効果で、回復基調が鮮明となっているが、輸入車は減税の対象車種が少ないため、苦戦が続いている。
同組合によると、輸入車の年間販売台数は96年の42万7525台をピークに、27万台前後で推移してきた。