ノムさん「4連戦4連投できるピッチャーはいない」  落合監督「どうやって6試合で4試合勝つか」

2009-10-22 | 相撲・野球・・・など

ノムさんボヤく暇なし大ショック「こたえるわ…」
 【CS・楽天8―9日本ハム】ロッカールームの薄暗い廊下が、沈んだ表情を一層際立てた。ジャンパーのポケットに両手を突っ込んだ野村監督の第一声は「お見事だね」。4点リードの9回に5点を奪われ、まさに天国から地獄へ。指揮官の声は張りを失っていた。
 「選手はいい経験をしているよ。これがチームの実情だからしようがない。この1敗は絶対的に不利ですよ。きょう勝って五分なわけですから。ほぼ勝ちゲームだからね。勝ちゲームを落とすってのはこたえるわ」
 両チームの中継ぎ陣をホールドで比較すると、日本ハムの89に対し、楽天は55。不安は的中した。7回を終え、5点リードの楽勝ムードが終盤の2イニングで8点を失った。先発の永井が8回に2点目を奪われなおも1死一、三塁で降板。2番手の藤原がスレッジに右前打され3点差とされた。小山、有銘はそれぞれ暴投を犯し2点差。2つのアウトを取るのに4人がかり。流れの悪さは鉄平の2ランでも止められなかった。9回、福盛が3連打と四球を挟みスレッジにサヨナラ満塁弾を被弾。CS開幕前の14日に39度の発熱で体調を崩していた守護神は「大事にいこうと思って投げていたけど…。永井とチームの勝ちを消してしまったのは残念」とうなだれた。
 「ムダなランナーを出したし、暴投2つで勢いを与えた。みんな力んでいた。“ブルペンでしっかり調整してくれ”と言っていたけど」とは佐藤投手コーチ。第1ステージで岩隈、田中が連続完投したことで、中継ぎはCS初登板だった。「試合形式の打撃投手を普通はやるんだけど、うっかりしてた」。11日の公式戦終了から10日間実戦登板がなかった救援陣の調整ミスを素直に認めた。
 「打つ手は全部打った。それで負けたというのは相手が上ということ。あっちはあと2つ(2勝)でこっちは4つか…。4連戦4連投できるピッチャーは今はいないし。そっち(4連勝)の計算はできないよ」。負け方も「2敗」という事実も大きすぎる逆転負けに、野村監督は重い足取りのままバスに乗り込んだ。
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落合監督「どうやって6試合で4試合勝つかだ」
 【CS・中日7―2巨人】
 ▼中日・落合監督 第1ステージと同じで勝つか負けるかだけ。長丁場を戦っている訳じゃなく、どうやって6試合で4試合勝つか。それぞれが役割を果たさないと勝てない。


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