〈来栖の独白 2019.3.29 Fri〉
連日のように、元号制定に纏わるニュース。猪瀬直樹著『天皇の影法師』が、私には決まって想起される。新元号「光文」が毎日新聞(東京日日新聞=当時)によってスクープされたため、当局は慌てて「昭和」に切り替えた顛末である。
* 猪瀬直樹著『天皇の影法師』…新元号は「光文に決定するであろう」という号外
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* 元号が『秘の中の秘』である以上、政府の『穴』をつくのがメディアの使命だ 幻の「平成」スクープ 発表直前、毎日が入手
首相 皇太子さまと面会 新元号の選定状況など報告か
NHK NEWS WEB 2019年3月29日 20時37分
来月1日に決定する新しい元号の発表手順などが決まったことを受けて、安倍総理大臣は、天皇陛下に国事行為などに関するご報告をする内奏を行ったのに続き、皇太子さまと面会しました。憲法に抵触しない形で、最終段階に入った新元号の選定状況などを報告したものとみられます。
皇位継承を前に来月1日に決定する新しい元号をめぐって、政府は、29日午前、総理大臣官邸で「元号選定手続検討会議」を開き、当日の午前11時半に菅官房長官が新元号を発表し、正午すぎから安倍総理大臣が談話を記者会見で発表することを決めました。
これを受けて安倍総理大臣は29日午前、皇居を訪れて天皇陛下に国事行為などに関するご報告をする内奏を行いました。内奏の内容は明らかにされないことになっていますが、新元号の選定作業に天皇の意向が反映されれば憲法に抵触する恐れがあることから、こうした指摘を受けないような形で、最終段階に入った新元号の選定状況などを報告したものとみられます。
また、これに続いて安倍総理大臣は、午後7時前から、東京・港区の赤坂御用地にある皇太子ご一家のお住まいの「東宮御所」を訪れ、皇太子さまと面会し、同様の報告をしたものとみられます。
総理大臣が「東宮御所」を訪れ、皇太子さまと面会することは異例のことですが、安倍総理大臣は、先月21日に皇居で天皇陛下に内奏を行ったあと、翌22日にも東宮御所を訪れて皇太子さまと面会しています。
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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