任天堂、今期営業益が最高に 円高響き純利益は減

2009-01-30 | 社会

任天堂、営業益が過去最高に 今期9%増、ゲーム機伸びる
 任天堂は29日、2009年3月期の連結営業利益が前期比9%増の5300億円になる見通しだと発表した。為替の円高などで従来予想を1000億円下回るが、欧米を中心に据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」や携帯型機「ニンテンドーDS」の伸びが続き、過去最高を更新する。
 売上高は9%増の1兆8200億円になる見込み。従来予想は2兆円だった。欧米の最大需要期に当たるクリスマス商戦ではゲーム機、ソフトともに売上が伸び、08年1年間の欧米での販売台数はWii、DSともにゲーム機としての年間最高記録を更新した。ただ、円高で円換算した売上高が目減りするため、増収幅は縮小する。(日経12009/01/29 20:00)

任天堂、今期営業益が最高に 円高響き純利益は減
 任天堂は29日、2009年3月期の連結営業利益が前期比9%増の5300億円になる見通しだと発表した。欧米を中心に据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」や携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の好調が続いており、世界景気急減速の逆風下、過去最高を更新する。為替の円高が響き従来予想(6300億円)は下回る。
 年間配当は従来予想から260円引き下げ、1370円としたが、前期は1260円で、増配は維持する。
 売上高も過去最高の9%増の1兆8200億円を見込む。年末商戦でもハード、ソフトともに販売は好調。08年の欧米でのゲーム機販売台数はWii、DSともに年間最高を更新した。「欧米市場では年明けも前年同月を上回る売が続いている」(岩田聡社長)という。半面、円高進行で円換算した売上高が目減りするため、従来予想(2兆円)は下回る。(日経2009/01/30 07:00)
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日経新S「編集局から
朝日新聞 かんぽの宿をオリックスに109億円で一括売却する契約について、日本郵政の西川社長が事実上「一時凍結」を表明しました。売却額や枠組みの妥当性が改めて議論になります。官僚が天下りを繰り返す「わたり」のあっせんについて、麻生首相が承認しないと衆院で答弁しました。官への国民の厳しい目を意識したものです。朝日、読売、日経のネットでの「読み比べ」開設から1周年。3紙の論説責任者が語り合いました。特集面に。(樹)
日本経済新聞 30日付はニュース満載です。1面は「ザ厚労省」の連載を除いて5本。大手電機の半導体事業統合など、うち3本は独自ニュースです。3、5面にも1面に載せておかしくない記事を入れました。こういう日は当然ながら読み応えのある紙面ができますし、編集者にとっても腕の見せどころです。たとえば「任天堂、営業益最高に」を1面に置いたのには明確な意図があるわけで、読者にそれが伝わってほしいと願っているのです。(長)
読売新聞
 企業の業績悪化が目立つ中で、絶好調なのが任天堂です。2009年3月期連結決算の売上高は1兆8200億円、営業利益は5300億円といずれも過去最高となる見通しです。不況で外出を控える“巣ごもり消費”の増加も販売を後押ししたようです。北方4島に向かった日本の訪問団にロシアが出入国カードの提出を求めた問題が波紋を広げています。どうなる日ロ関係?3面で日本の対応やロシアの思惑などを分析しています。(五)


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