普天間「政治には国民の命を守る責任がある。地元だけで決まらず」=岡田外相 「日米合意、堅持」=菅首相

2010-06-09 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

普天間、「地元だけで決まらず」 岡田外相が強調
 岡田克也外相は8日夜、首相官邸で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古崎と隣接水域へ県内移設するとした日米合意に、沖縄側で反対が強まっていることに対し「政治には国民の命を守る責任がある。地元だけで決まるわけではない」と強調した。
 地元の合意を得られなくても先の日米共同声明に明記された合意の実現を目指す考えを示した発言で、沖縄側の反発が強まりかねない。
 同時に「沖縄の負担軽減との両立が問われている」と指摘し、引き続き沖縄に理解を求めていく考えを示した。岡田氏は「全体として、沖縄の皆さんが『県内移設はやむを得ない』と思う状況をつくっていく」とも述べ、理解が得られない場合は「普天間の現状が固定化される」と警告した。
 北沢俊美防衛相は記者会見で「日米合意をしっかり守っていく。将来にわたって安全保障環境を横にらみしながら、沖縄の基地の偏重を解消していきたい」と述べた。2010/06/09 01:08【共同通信】
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鳩山外交に混乱させられた…米高官が辛口批判
 【ワシントン=小川聡】米国のジェフリー・ベーダー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は7日、ワシントンで講演し、鳩山政権の下での8か月の日米関係について、「(鳩山政権の米政府と)話している人が権限を与えられているのかどうか、翌日に無効にされないかどうか、といった点が複雑で、混乱させる状況だった」などと批判した。
 オバマ政権高官の発言としては異例だ。
 ベーダー氏は、鳩山首相が昨年11月にオバマ大統領との会談で、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題の同年末までの解決を約束したのに、同12月になって、今年5月末を期限に沖縄県外への移転を模索する決定をしたことを「誤りだった」と指摘した。
 一方、菅新首相については、「普天間合意を実施する意図を明言した。オバマ大統領は電話での(菅氏との)会話に非常に満足していた」と述べた。(2010年6月8日11時00分 読売新聞)
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