碧南強殺で共犯男無期懲役判決
NHK NEWS WEB 03月25日 19時26分
１８年前、愛知県碧南市の夫婦が殺害されて現金を奪われた事件で、主犯の男らに誘われて事件に関わったとされた被告に対し、名古屋地方裁判所は「冷酷かつ残忍な犯行だ」として、無期懲役の判決を言い渡しました。
建築作業員の葉山輝雄被告（４６）は、平成１０年、碧南市のパチンコ運営会社の部長、馬氷一男さん（４５）と妻の里美さん（３６）を殺害して現金６万円などを奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われました。
これまでの裁判で、被告側は「主犯とされる堀慶末被告（４０）らから誘われて事件に関わったが、２人の殺害には関与していない」として、無罪を主張していました。
２５日の判決で、名古屋地方裁判所の景山太郎裁判長は、事件への関与を認めた捜査段階の供述は信用できるとして、無罪の主張を退けました。
そして、「借金の返済に困って、みずからも利益を得ようと加わっており、冷酷かつ残忍な犯行だ」として、検察の求刑通り無期懲役を言い渡しました。
この事件では、主犯とされた堀被告が死刑を言い渡されて控訴しているほか、もう１人の共犯とされた３９歳の男は、２月、無期懲役を言い渡されてすでに確定しています。
◎上記事は［NHK NEWS WEB］からの転載・引用です
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◇ 愛知碧南夫婦（馬氷一男・里美さん）強殺事件 葉山輝雄被告 無罪主張 初公判 2016/2/16 名古屋地裁
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◇ 愛知碧南夫婦（馬氷一男・里美さん）強殺事件 佐藤浩被告に無期懲役判決 2016/2/5 名古屋地裁
◇ 堀慶末被告、死刑判決に控訴 2015/12/15付 …愛知碧南夫婦強殺事件
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