夫に食事与えなかった妻を逮捕 大阪
毎日新聞2017年5月6日 22時21分(最終更新 5月6日 22時47分)
寝たきりの夫に食事を与えず殺害したとして、大阪府警高槻署は6日、大阪府高槻市城南町1、パート、為清(ためきよ)信子容疑者(73)を殺人の疑いで逮捕した。同署によると、為清容疑者が6日朝に署を訪れ、「認知症の夫の介護に疲れて4、5日面倒を見ていない。死んでいると思う」と自首してきた。容疑を認めているという。
逮捕容疑は4月下旬から、自宅で寝たきりの夫悌璋(よしあき)さん(76)に食事を与えず、殺害したとしている。同署によると、夫は寝室のベッドの横にあおむけで倒れていた。毛布が掛けられ、目立った外傷はなかった。夫婦は2人暮らしで、夫は昨年から認知症が悪化し、ほぼ寝たきりになったという。死後数日が経過しているとみられ、8日に司法解剖して死因を調べる。【津久井達】
◎上記事は[毎日新聞]からの転載・引用です
――――――――――――――――――――――――
認知症の夫に食事与えず死なせた疑い 妻を逮捕
NHK NEWS WEB 5月6日 22時03分
大阪・高槻市で、認知症で寝たきりの夫に食事を与えず死なせたとして73歳の妻が逮捕されました。警察によりますと、調べに対し「介護に疲れた」と話しているということです。
警察によりますと、6日午前7時ごろ、大阪の高槻警察署に女が出頭して「夫が自宅で亡くなった」と話しました。
警察が高槻市内の住宅を確認したところ、この家に住む爲清悌璋さん(76)が洋間の床に倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されたということです。さらに事情を聴いたところ「夫は認知症で寝たきりの状態だった。介護に疲れて、先月(4月)下旬ごろから食事を与えていなかった」と話したうえ、「死んでもいいと思った」と話したことなどから、殺人の疑いで逮捕したということです。
警察によりますと、逮捕されたのは、妻で清掃アルバイトの信子容疑者(73)で、夫婦は2人暮らしだったということです。警察は、爲清さんが死んだ時期や死因など詳しいいきさつを調べることにしています。
隣に住む70代の女性は「献身的に夫の介護をしていた妻だったので、事件のことを聞いて本当に驚いている。なぜこうなってしまったのかわからず戸惑っている」と話していました。
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
――――――――――――――――――――――――
◇ 「地裁が泣いた介護殺人」10年後に判明した「母を殺した長男」の悲しい結末・・・京都・伏見認知症母殺害心中未遂事件(2006/2/1)
------------------
◇ 【介護社会】 埋もれる孤独 介護殺人・心中
-------------------
◇ 妻を刺殺した夫(66歳)菅野幸信容疑者 妻は難病長男の人工呼吸器を止め(嘱託殺人)執行猶予中だった
-------------------
◇ 妻殺害容疑、夫・ 山口輝武容疑者「病気で苦しむ妻を楽にしてあげたかった」 / 新作能「生死の川-高瀬舟考」
...........