猫のくうちゃんをノミ駆除のため獣医科病院へ連れて行った。家でバッグを見ると捕まるまいと思うのだろう、音無しで逃げる。入ろうとしない。病院では、バッグから出ようとしない。処置が終わると、自分からバッグに入る。今年は私自身のことに取り紛れて、猫ちゃんのことが後回し、今頃になってしまった。ごめんね。
6月1日から続けている歯科治療。この医院の診察治療室は、まるで森の中にいるかのようなロケーション。床から天井までの大きなガラス窓からは、庭の緑が見える。歯の治療は我慢を要するけれど、受付ロビーに流れる音楽と世界の風景のビデオ、室内壁に掛けてある柔らかな色調の絵画など、ちょっとした息抜きのひとときでもある。
来週は岡山へ帰省の予定。義母の死去(3月)の関係で、6月以降、夫が何度か帰省し、私は久しぶり。少しの間ねこちゃんと別居になるのが、悲しい。
ChopinのノクターンOp.9.1変ロ短調。なんてメランコリックな曲。ショパン独自の旋律。弾くたびに優しい気持ちになる。レガートに弾く。