仏像“拉致”~韓国の「反日病」 /日本への返還差し止め 韓国裁判所

2013-03-02 | 国際/中国/アジア

「情けは人のためならず」誤用がしっくりする韓国の「反日病」
産経新聞2013.3.2 03:05[産経抄]仏像“拉致”蔓延する「反日病」
 言葉は時代とともに変わる。ことわざも誤用が繰り返された結果、本来とは正反対の意味で使われるのが一般的になったものが結構ある。さしずめ「情けは人のためならず」は、誤用ことわざの横綱である。▼2年前に文化庁が実施した世論調査では、半数近くが「情けをかけて他人を助けるのは、結局その人のためにならない」と意味を取り違えていた。「他人に情けをかければ、めぐりめぐって自分に良い報いがある」と正しく答えた人との差はわずか0・1ポイントだった。▼日本語で生計を立てている身としては、真っ先に嘆かねばならぬ由々しき状況ではある。ただし、こと韓国に関しては、誤用した方がしっくりくる。▼昨秋、長崎県対馬市の古刹(こさつ)から「観世音菩薩坐像」が盗まれた。今年になって窃盗団が韓国で捕まり、仏像も返還されるはずだった。ところが、かの地の裁判所は「朝鮮半島から略奪されたものだ」という韓国の寺のむちゃくちゃな主張を認め、返還を差し止めたのである。▼伏線はあった。3年前、当時の菅直人首相は、正当な手続きで日本に寄贈された「朝鮮王室儀軌」を李明博大統領に懇請されて引き渡した。超法規的に「情け」をかけたのだが、これがいけなかった。以降、日本の文化財が韓国人に次々と盗まれ、いまだ戻ってこない。▼朴槿恵大統領はきのうの演説で「歴史を直視し、積極的な変化と責任ある行動をとらねばならない」と日本に注文をつけたが、冗談ではない。韓国の政界やメディア、司法界にまで蔓延(まんえん)している「反日病」を治すのが先決だ。日本政府も韓国に拉致された仏像を全力で取り戻してもらいたい。むろん、小欄もそれまでキムチ断ちをするつもりである。
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外交ルートで返還要求 韓国で回収の仏像 官房長官
産経新聞2013.2.27 21:10
 菅義偉官房長官は27日の記者会見で、長崎県対馬市の寺から盗まれ、韓国で回収された仏像を返還するよう韓国政府に求める考えを示した。韓国の地裁が日本への返還を当分差し止める仮処分を26日に決定したことに関し「外交ルートを通じて、国際法に基づき速やかな返還を求めたい」と述べた。
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盗難仏像、日本への返還差し止め 韓国裁判所
産経新聞2013.2.26 22:32
 昨年10月に長崎県対馬市の神社や寺から盗まれた仏像2体が韓国で回収された問題で、韓国中部の大田地裁が26日、うち一体について、韓国政府による日本への返還を当分差し止める内容の仮処分決定を出した。聯合ニュースが伝えた。
 日本政府は文化財不法輸出入禁止条約に基づき仏像の返還を求める方針で、韓国政府や裁判所は条約履行と仮処分決定の順守義務のどちらを優先するか検討を始めたもようだ。
 問題の仏像は長崎県指定の有形文化財で対馬市の観音寺から盗まれた「観世音菩薩坐像」。韓国中部、瑞山にある浮石寺が、同像は14世紀に同寺で作られたと主張。長崎で盗まれた後韓国に密輸された像を発見、保管している韓国政府による移転禁止を求める仮処分申請を同地裁に行っていた。
 同地裁は、観音寺がこの像を正当に取得したことが訴訟で確定するまで、韓国政府は日本政府に引き渡してはならないと判断した。(共同)
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