リコーやトヨタ系、製造派遣を原則ゼロ 直接雇用にシフト

2009-03-17 | 社会
トヨタ、現行「プリウス」189万円に 「インサイト」と同価格
 トヨタ自動車はハイブリッド車「プリウス」の新型車を5月に発売するのに合わせ、併売する現行モデルを大幅値下げする。最も安いグレードでは現在の233万1000円から、ホンダの新型「インサイト」と同じ189万円まで下げる。ホンダに対抗し、4月から国内で予定される環境対応車購入への税優遇策導入をにらんで新たな需要を掘り起こす。
 現行プリウスは2003年発売で、08年の国内販売は7万3000台超と、モデル末期ながら07年比で25%増えた。自動車メーカーは一般的に、新型の発売とともに旧型の販売を打ち切るが、トヨタはホンダへの対抗上、ガソリン車に比べて売れ行きが堅調な現行プリウスを大幅値下げしたうえで販売を継続する。車内装備の簡略化などで価格を抑える考えだ。 日経新聞(2009/03/17/ 09:02)
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リコーやトヨタ系、製造派遣を原則ゼロ 直接雇用にシフト
 リコーとトヨタ自動車系の主要企業はそれぞれ、製造現場の派遣社員を原則ゼロにする。最長3年と定められた製造業派遣に頼っていては、品質や生産性の維持・向上が難しいと判断。主に直接雇用の期間社員に切り替え、今後、人手が不足しても製造業派遣は使わない方針だ。大手メーカーは景気悪化で派遣社員を大幅に削減しているが、柔軟な雇用形態を維持しつつ、技術伝承など中長期的な観点から製造業派遣を見直す動きが広がりそうだ。
 リコーはグループ全体の製造現場で働く4000人の派遣社員を、今年10月以降、直接雇用の期間社員か請負会社への業務委託に切り替える。今後も製造業派遣は原則として使わない方針。トヨタグループでは完成車を生産するトヨタ車体とトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が派遣社員全員を期間社員などに切り替える。トヨタ本体は元々、製造現場に派遣社員を受け入れていないため、トヨタグループの主要完成車工場で働く派遣社員はゼロになる。 日経新聞(2009/03/17/ 07:00)

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