16年夏季五輪:弁護士ら「東京招致反対」をアピール

2009-10-02 | 社会
 2016年夏季五輪の東京招致に反対する弁護士やスポーツ団体のメンバーらが2日までに、国際オリンピック委員会(IOC)総会が開かれるコペンハーゲンに入り、南米と欧州、アフリカのオリンピック委員会関係者に面会するなどし「東京は開催都市にふさわしくない」と呼び掛けた。
 自由法曹団東京支部の6人とアマチュアスポーツ振興に取り組む団体のメンバーで、面会による訴えのほか、現地入りしている報道関係者らに「異議あり、2016年夏季五輪の東京招致」などと英語で書いたビラ数百枚を配った。
 総会当日の2日は朝から会場近くで、英語で書かれた横断幕を掲げ、招致反対を訴える。
 支部などは昨夏から「具体的な理念や計画は都民不在で決定されており、都民が検討する機会を設けなかった」などとして、招致反対のシンポジウムを開いていた。
 都議会で招致に反対してきた無所属福士敬子都議も現地入りし、総会当日にパブリックビューイングが行われる市庁舎前で反対のビラを配る。(共同)
毎日新聞 2009年10月2日 8時00分

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