不可解な控訴断念 水泳・冨田尚弥選手「有罪のままで終わろうと思います」

2015-06-06 | 社会

不可解な控訴断念 水泳・冨田の“優柔不断”に支援者も呆れた
2015年6月6日 10時26分 日刊ゲンダイ
 「結局、やったんだろ」
 ネット上にはそんな“声”があふれている。
 昨年9月の仁川アジア大会で韓国メディアのカメラを盗んだとして、韓国・仁川地裁から有罪判決を受けた競泳男子元日本代表の冨田尚弥(26)が昨4日、「これ以上闘っても意味がない」と控訴しない意向を示した。裁判で一貫して無罪を主張。この日も改めて「納得できないことはたくさんある」と言いながら、「有罪のままで終わろうと思います」と自ら潔白を証明する機会を放棄するというのだから、確かに不可解ではある。
 代理人の國田武二郎弁護士も出演したテレビでこう言っていた。
「(有罪判決が出た先月28日以降)この1週間、可能性があるなら最後まで闘おう、1%でも可能性に賭けようと話し合ってきたが、本人が勝たなきゃ意味がないということで……。きょうの会見のぎりぎりまで意思を確認しましたが、こういう結果になりました」
 冨田の決断に困惑の色がありありなのだ。
■周りが必死なのに肝心の本人が…
 冨田はアジア大会期間中に窃盗の容疑で警察当局から事情聴取を受け、「カメラを見た瞬間、欲しくなった」と供述。選手村の自室から被害品が見つかり、いったんは罪を認めて罰金100万ウォン(約11万円)を納めて帰国した。が、帰国後に「迷彩ズボンをはいたアジア人の男にカメラを無理やりカバンに入れられた」などと一転して無罪を主張。正式裁判を申し立てたのだが……。
「誰もが思うことですが例えば、見知らぬ第三者にカメラを入れられたというのなら、その場に置いていくなり、すぐに関係者に相談すれば、ここまで大ごとにならなかったわけです。支援者がそういうことを確認しても、何度か開いた会見でもそうだったように本人は、ボソボソと小さな声で話して要領を得ない、ということが少なくなかったそうです。周りが必死になっているのに肝心の本人がハッキリしない。学生時代から応援していた支援者の中には冨田から離れていった人もいたと聞きます」(マスコミ関係者)
 支援者じゃなくても、やっていないのなら、最後まで闘うべきだろう、と思う。控訴断念の理由は「これ以上やっても意味がない」。少なくともそれは、アスリートの言葉ではない。

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冨田尚弥選手 控訴断念「これ以上たたかっても意味がない」 2015/6/4
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