山口 周南 5人殺害・放火事件 第3回公判 2015/06/29 保見光成被告「死にます」…ICレコーダーの声再生

2015-06-29 | 死刑/重刑/生命犯

被告の声録音のレコーダー 
 NHK NEWS WEB 06月29日 19時56分
 男女5人を殺害したなどとして殺人と放火の罪に問われている男の裁判員裁判で、検察は、男が録音したとされる、ICレコーダーに残されていた音声を証拠として提出しました。
 おととし7月、周南市の山あいの集落でみずから作った木の棒で近所の男女5人を殴って殺害し住宅2棟に火を付け全焼させたとして、この集落に住む保見光成被告(65)が殺人と放火の罪に問われています。
 29日、山口地方裁判所で開かれた3回目の公判で、検察は保見被告が逃げていた山の中で見つかった、ICレコーダーに残されていた音声を証拠として提出しました。
 ICレコーダーには「ホミ」という名前が刻み込まれていたということで、検察は5人を殺害したあと、保見被告が録音したものだと説明しました。
 法廷では保見被告とされる人物の「周りからいじわるばっかりされた。お母さんお父さん、ごめん。これから死にます」などとうめき声混じりのかすれた低い声が3分間余り流されました。
 音声を聞いた保見被告はハンカチで目や鼻を押さえて涙をぬぐっていました。
 また検察はICレコーダーと一緒に見つかったという被告の遺書も提出しました。
 この中には「犬をたのみます」と被告の飼い犬について書かれています。
 裁判は、30日も開かれます。
 ◎上記事の著作権は[NHK NEWS WEB]に帰属します
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産経ニュース2015.6.29 21:14更新
「死にます」…被告の声を再生 自殺ほのめかす? 山口5人殺害公判
 山口県周南市金峰の連続殺人放火事件の公判が29日、山口地裁(大寄淳裁判長)であり、検察側は保見光成被告(65)が「死にます」などの声を吹き込んだとするICレコーダーを再生した。事件後に自殺をほのめかす遺書のような内容と主張し、犯行を裏付ける証拠だとしている。
 ICレコーダーは事件後に保見被告がいた山中で山口県警の捜査員が発見した。約3分間の雑音やうめき声の合間に「これから死にます」「お母さん、お父さん、ごめん」などの声が録音されていた。
 また同様に見つかった茶封筒に「犬をたのみます」「人間をおそれます」(原文のまま)などと書かれた文面も法廷のモニターに映し出した。
 検察側は「被告が収入や近隣トラブルなどから自殺を決意し、死ぬなら近隣住民に報復しようと考えた」と主張しており、これらの証拠は被告が事件の犯人であることや善悪を判断する能力を裏付ける材料としている。
 保見被告は5人を殺害したとする起訴内容を否認している。
 ◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します
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「山口 周南 5人殺害・放火事件」初公判 2015/06/25 保見光成被告「無実だと思います」
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