ノムさん「日本一になって恩返しする」退任あいさつ全文。  マー君が第2S進出を決めた

2009-10-17 | 相撲・野球・・・など
【プロ野球CS】ノムさん「日本一になって恩返しする」 退任あいさつ全文
産経ニュース2009.10.17 18:40
 野村監督は試合後、Kスタ宮城のファンの前でマイクを握り、退任のあいさつをした。全発言は以下の通り。
 ひとことお礼を申し上げます。きょうお礼を申し上げないと、ひょっとしてみなさんにお礼を言う機会を逃すことがあるかもわかりませんので、この場を借りて、報告とお礼を申し上げます。
 もう、みなさんもご存じだと思いますけど、先だって正式に、球団の方から今シーズン限りで解雇という報告を受けました。(ファンの声援に)ありがとうございます。
 4年間ではありましたけれども、あっという間に終わった感じがいたします。最下位のチームを預かって、球団から何とか強いチームを作ってほしいと、いうことで引き受けました。選手は順調に伸び、チームもそれなりの力をつけて参りました。
 そしてまた、今年はみんなが頑張ったご褒美として、(CS)第2ステージ、また、日本シリーズとチャンスが残っております。何としても日本一、頂点に立って、みなさんに恩返しをしたいと、強く、強く胸に刻んでおります。
 あと残り少ないですけども、どうか今まで以上にご声援、ご支援、よろしくお願いいたします。1試合でも多く、みなさんの前に立てるように残り試合、頑張ります。4年間、本当にありがとうございました。
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「せめてもの慰めはファン」野村監督、未練や不満も
2009.10.17 20:36
 最後になるかもしれない本拠地での試合後、あいさつした野村監督はファンに謝意を表し「何としても日本一になって恩返ししたい」と誓った。一方、報道陣に未練と球団への不満を口にした。
 -4年間を振り返り。
 「仙台のファンは日本一。マナーはいいし、熱心だし、我慢強いし。せめてもの救い、慰め」
 -試合は快勝だった。
 「2死からの得点が多くなってきたのは力がついた証拠。(田中は)ペース配分していたのが感心しない。若いんだから全力投球、一球入魂で。今から投球術を覚えようとしていることが不満」
 -第一関門を突破。
 「疲れた。久しぶりに興奮したわ。こういう緊張感の中で人間は成長していくんだなと実感した。選手の成長も感じた」
 -それでも退任。
 「今まで積み上げてきたものを放り出すのが心残り。もう1年間欲しかった。(球団は)契約切れとしか言わない。頭からクビにしたいんだから…。情愛もなければ評価もない。非常に残念」
 -第2ステージへ。
 「日本ハムは熟した、大人のチーム。アドバンテージの1勝は大きい。わがチームには大きなハンディ」
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【プロ野球CS】マー君が第2S進出を決めた
2009.10.17 18:54
 プロ初のCSのマウンドで、楽天の田中が躍動した。冷静さが光った。シーズン終盤の不振につながったのが「体のぶれ」。力みのない投法でアウトを重ねた。球速表示は水、「力まないように気を付けた」。六回までは3安打で二塁も踏ませなかった。
 ゴールが見えるにつれ、エンジンがかかる。148キロ、150キロ…。外角低めにうなるような剛球が続いた。マウンドを譲る気はない。無四球の完投勝ち。ウイニングボールは、はじける笑顔で野村監督に手渡した。
 「決めようという気持ちが強かった。これだけたくさんの人の中で野球ができるのは幸せ」。お立ち台では「てっぺんを目指して頑張りましょう」。岩隈が言い始めた「本気ですから」を言い損ねたと悔しがったが、「本気」は投球から伝わってきた。

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