【参院選２０１３】泥だらけのキーパー、小沢代表 安倍首相は「日本を取り戻す」 テレビＣＭ発表
産経新聞2013.7.2 20:55
生活の党の参院選CM「キャプテン小沢一郎 炎のセーブ」の１シーン
コンセプトは「キャプテン小沢 炎のセーブ」。生活の党は２日、参院選のテレビＣＭを発表した。サッカーのゴールキーパーにふんした小沢一郎代表が「雇用不安」などと書かれたボールをはね返し、泥だらけの顔で「生活を守る」と決意を語る。
ボールを蹴る男性の背番号は「９６」。憲法９６条改正を目指す第９６代首相の安倍晋三氏を念頭に置いているようだ。放送は５日から。
自民党も２日、テレビ・インターネット用のＣＭ３種類を発表した。安倍首相（党総裁）が握り拳をつくって「日本を取り戻す」と訴える内容で、４日から放送する。
小池百合子広報本部長は「アベノミクスの成長戦略などが、次の段階へ進むことを実感してもらえるようアピールしたい」と述べた。
---------------------------------------------
生活は小沢一郎ＧＫ 背番96を止める
日刊スポーツ2013年7月3日8時34分
背番号９６のユニホームを着た男が蹴り込む「雇用不安」や「消費税増税」のボールを、ゴールキーパー姿の小沢一郎生活の党代表がはじき返す－。同党は２日、参院選期間中に放送するテレビＣＭを発表した。最後に泥だらけの小沢氏が「生活を守る。日本を守る」と訴える内容で１５秒。インターネットでは２日から視聴可能で、全国の民放各局では公示後の５日から流す。憲法９６条改正に積極的な安倍晋三首相を思わせる背番号９６の男については「視聴者の判断に任せる」とした。東京ドームでの国民栄誉賞授与式後の始球式で９６番のユニホームを着た首相を当てこすった格好だ。
---------------------------------
【激闘 参院選】福島から帰ってきた「生活」太田和美氏 自民はハマコー人脈 千葉選挙区
zakzak2013.07.03
自民党はアベノミクスと高支持率の勢いを受け、早くから定数３のうちの２議席を狙って動いた。自民党の複数候補擁立は、東京以外では現時点で千葉のみ。
自民党現職の石井準一氏は、自民党県議グループ「千葉政経懇話会」（約２０人）を中心に、地盤である外房地域を中心に都市部にも浸透する。「ハマコー」こと浜田幸一元衆院議員の秘書を務めた関係で人脈は広い。安定した戦いだ。
自民党２人目で元八千代市長の豊田俊郎氏は、自民党県議団最大グループ「県盛会」（約３０人）が担ぎ出した。４月に出馬表明したものの、全県的な知名度不足で伸び悩んでいたが…。
「日本維新の会が候補者選定で迷走・混乱したうえ、橋下徹共同代表の慰安婦発言で勢いを失い、豊田氏にもチャンスの芽が出てきた。維新と選挙協力するはずだった、みんなの党が独自候補者を擁立したことも大きい」（自民党県議）
維新の迷走はひどかった。最初の候補は市議を辞職して準備していたが、党本部が「勝てない、資金不足」と差し替えた。２人目は「みんなの党との選挙協力がなくては無理」と離党。３人目で決まった花崎広毅氏は民主党を離党して、維新政治塾で学んだ地元県議だ。
全国的に厳しい戦いが続く民主党は、２００７年参院選では２人を当選させたが、今回は野田佳彦前首相の側近、現職の長浜博行氏に一本化した。長浜氏は前回トップ当選だが、今回は決して楽な戦いではない。
都議選で躍進したみんなの党は、その勢いのまま弁護士の寺田昌弘氏を擁立。小沢一郎氏率いる生活の党は、元千葉県議で、「福島にお嫁に来ました」と衆院福島２区に転出していた太田和美氏を立てる。
前回並み５５％前後の投票率で、ボーダーラインは５０万票前後か。
---------------------------------
◆ 2013参院選 混戦の小沢王国 剛腕にも焦り 今の小沢一郎氏の行動をメディアが大きく取り上げることはない 2013-07-01 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
....................