トヨタ、米での販売24％増、4月の前年比 / 国内新車販売33％増、4月では伸び最大（自販連）

【自動車産業ニュース】
トヨタ、米での販売２４％増　４月の前年比
2010年5月5日　【ニューヨーク＝阿部伸哉】
　米調査会社オートデータが３日、発表した４月の米新車販売台数は、６カ月連続の増加となる前年同期比１９・８％増の９８万２１３１台となった。大量リコール（無料の回収・修理）からのブランド力回復を目指すトヨタ自動車は、２４・４％増の１５万７４３９台で、業界平均を上回る伸び率となった。　トヨタは金利０％ローンなどの販売促進策が効き、３月は４０・７％増を記録。４月は促進策の効果がやや弱まり、市場シェアも３月の２位から３位に落ちたものの、「他社も販売強化をする中で、ほぼ読み通りの数字」（米国トヨタ販売）を達成した。４月のホンダの伸び率は１２・５％増。日産自動車は３５・１％増と急伸した。米、カナダ両政府からの融資を返済したゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は７・２％増にとどまった。
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【自動車産業ニュース】2010年5月7日
国内新車販売３３％増　４月では伸び最大
　日本自動車販売協会連合会（自販連）が６日発表した４月の国内新車販売台数（軽自動車を除く）は、前年同月比３３・５％増の２２万２０９５台と９カ月連続で前年実績を上回った。
　４月としては１９６８年の統計開始以来最大の伸び率となったが、前年同月が世界同時不況の影響で３割弱の大幅減となっており、反動増の側面が大きい。２００８年４月と比べると４・７％のマイナスにとどまっており、まだ金融危機以前の水準には戻っていない。
　車種別では乗用車が３６・８％増の２０万３４３台、トラックが９・９％増の２万８４７台、バスが２・１％減の９０５台。