日本郵政西川善文前社長「郵政が非効率な組織になっていく。親方日の丸に戻る心配がある」

2009-11-16 | 社会
「親方日の丸」に懸念表明 日本郵政の西川前社長
2009年11月15日 22時22分
 日本郵政の西川善文前社長は15日放送の民放番組で、政府が進める郵政民営化見直しについて「(郵政が)非効率な組織になっていく。親方日の丸の方向に戻る心配がある」と懸念を表明した。西川氏は「上場で市場による規律を根付かせないといけない」とも指摘。株式売却凍結法案を臨時国会に提出した政府に強く反発した。
 日本郵政の経営について西川氏は「軌道に乗っていた」と分析。辞任を決断した経緯について「政府の方針は私たちが進めたものと隔たりが大きかった。民営化の意味がなくなるので、任にあらずだった」とあらためて説明した。
 西川氏は10月28日に日本郵政の社長を辞任。西川氏の後任社長には元大蔵事務次官の斎藤次郎氏が就任した。(共同)

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