〔新型コロナウイルス〕 岡本行夫氏、容体急変で帰らぬ人に 2020/5/8 産経新聞

2020-05-08 | 社会

岡本行夫氏、容体急変で帰らぬ人に 正論メンバーで健筆 小説にもチャレンジ
 2020/5/8(金) 1:16配信 産経新聞

 
 平和安全法制特別委員会の公聴会で意見を述べる岡本行夫氏=平成27年7月13日、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影) 
 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、日本を代表する論客の命まで奪った。4月下旬に74歳で死去していたことが判明した外交評論家の岡本行夫氏は、産経新聞の「正論」執筆メンバーとしても長年活躍してきた。関係者によると、入院後も最初の数日は仕事に取り組んでいたが容体が急変し、約1週間で帰らぬ人となったという。
  岡本氏は外務省に入省後、北米局など主要ポストを歴任。平成3年に退官後は国際情報を分析する会社「岡本アソシエイツ」を設立した。外務省で培った国際感覚や国際情勢の分析力を生かし、国際問題のアドバイザーとして講演や執筆活動に力を注いだ。8年には橋本龍太郎内閣で首相補佐官に就任。沖縄問題担当として、12(2000)年7月の主要国首脳会議(サミット)の沖縄誘致に大きな役割を果たした。
  正論メンバーとしても健筆を振るい、昨年7月にはイラン沖のホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃を受けたことに対し、「自国の船は自分で守れ」と題して寄稿。「今度こそ自分の力で自国民を守るという課題に、正面から向き合うときだろう」と訴えた。
  岡本氏は今年2月、春陽堂書店が始めた「WEB新小説」に、趣味のダイビングをテーマにした小説「スーパーフィッシュと老ダイバー」を執筆。5月1日にアップされた第4章が絶筆となったという。
  担当編集者によると、出版社側からはダイビングにまつわるエッセーを依頼したところ、「いや、エッセーではなく小説を書いてみたい。ただし、素人なので写真をからめたフォト小説にしたい」と話し、とても張り切っていたという。
 最終更新:5/8(金) 6:43 産経新聞 

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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元総理補佐官の岡本行夫氏が死去 新型コロナに感染
  2020/5/8(金) 6:15配信 テレビ朝日系(ANN)
 橋本政権や小泉政権で総理大臣補佐官を務めた外交評論家の岡本行夫氏が新型コロナウイルスに感染し、4月下旬に亡くなっていたことが分かりました。74歳でした。
  岡本氏は外務省出身で、北米1課長などを歴任しました。橋本政権では沖縄問題担当の総理補佐官を務め、アメリカ軍普天間飛行場の移設問題などに携わりました。小泉政権でも総理補佐官としてイラク戦争後の復興支援策などに尽力しました。退任後は外交評論家としてテレビに出演するなど活動していました。 
 最終更新:5/8(金) 6:15 テレビ朝日系(ANN)

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2020.5.8 Fri a.m.〉
 なんということだ。残念で残念でならない。あれほど立派な論客はいない。いなかった。


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