大手銀行6グループの2008年4―12月期決算 最終益前年同期の89%減

2009-02-06 | 社会

6大銀、最終益9割減 4―12月、減損や不良債権増が重しに
 大手銀行6グループの2008年4―12月期決算が6日、出そろった。株安の影響や不良債権の増加を背景に、最終利益の合計は1350億円と前年同期に比べ89%減少した。三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャルグループは最終赤字に転落。昨秋以降の金融危機の広がりが銀行経営に深刻な影響を及ぼしている。
 大手6グループは三菱UFJ、みずほ、三井住友、りそな、住友信託、中央三井。
 6日発表した三菱UFJの08年4―12月期決算は、最終損益が420億円の赤字(前年同期は3146億円の黒字)に転落した。保有株の値下がりで株式の減損処理が前年同期の6倍に膨らんだほか、取引先企業の経営悪化や破綻で不良債権処理損失も56%増えた。(日経 2009/02/06/21:35)


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