金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

救急車に搬送を断念させられた話

2024-12-21 19:46:20 | いしかわの日々
先日、夜中に救急車を呼んで、最終的に搬送を断念させられた
体験がありました。

どういう対応が正しかったのか、私は判断しかねますし、
また、別に消防に文句を言いたい訳はありません。
救急車を呼んで同様な体験をする人が減るように願って記録を残します。

夜7時ころ、母親の体調が悪くなり救急車を呼びました。
1年ほど前から息苦しくなる症状がでてました。
たまになるくらいだったのが、直前は日に何回も症状がでる
ようになってました。息苦しくなると
30分ほど動けなくなり横にならねばならないほどでした。

救急を呼いだのですが、そのときはいつもと段取りが違いました。
熱は37度9分で息苦しさを説明してたのですが、主任らしき人は
バイタル計測して特に救急を要する体調とは思えないといいました。
とりあえず今回は搬送をやめにして、もし後で体調が悪化したら
再度救急車を呼んでほしいと言われました。
そして、人生で初めて、搬送断念を了解した旨のサインをする欄に
サインしました。

主任らしき人が、母親にどこが悪いですかと質問したのに対し、
母親が、数日前から鼻血がたまってて息がしにくいと返事したのですが
そのことを搬送希望した病院のドクターに伝えたところ、
明日の外来受付時間に耳鼻科にきたらいいと言われたのも
搬送とりやめの大きな要因のようでした。

自分はこれまでの症状を知ってるので、とりあえず自家用車で
これから救急外来に行きたいことを話し、それを病院に伝えてもらいました。

その後、消防の方に手伝ってもらい母親を自家用車に乗せてもらい
救急車は帰りました。

病院の救急外来に着いて、
救急車で到着した急患対応が済んで順番がくるのを
待ちました。途中でインフルとコロナの検査あり。
待合のイスにすわって待っていたら、
母親の体調がとても悪くなり、かなり息苦しくなり
そのまま座っておれなくなり最後は倒れてしまいました。
自分で立ち上がることもできなくなり、車イスに乗せられ
ベッドに移り寝かされ、点滴を受けました。
最終的に言われたのは、おしっこ検査でぼうこうに炎症が
認められ、抗生物質の処方でした。
めまいと解熱と抗生物質の薬をもらって帰宅しました。

今、消防のサイトを見ると、無駄な救急搬送を減らすように
書かれています。おそらくは医師免許を持たない人が
無駄かどうか判断するためにどんな行動をするか
最悪の場合まで想像して指導してもらえると有難いと思いました。

私が受けた気づき
・苦しんでる人に自分が搬送されなくなるかもしれない状況
 もふまえて、自分の体調の正確な説明を求めるのはどうなのだろう
 そこはマニュアルどおりなのかな。
・ドクターに鼻血のことだけ伝えたら、それはこんな夜中でなく
 昼間に耳鼻科で見てもらったらいいと言われるのは当然。
 すぐ横で聞いてて、いったいなにしてるのだろうと思った。
 もしかして鼻血で救急車呼んだおかしな年寄りに思われたのか。

母親の感想
・病院のベッドでこのまま死んでしまうかもしれないと思った。
 (帰るときも顔面蒼白だったので苦しかったろうと思いました)

今後、誰かの参考になれば幸いです。

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