青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

第26回すぎと寄席を観覧する(5)

2017-12-27 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

27日の一宮市内は、未明から雪となり、うっすらと積雪となりました。

雪が降ったり、止んだりの天気が続いています。

夜になり、雲が切れて、半月が輝く、星空が見えるようになりました。

本日の寺西は、午前は棚卸しと見積り作業、午後は一宮青色申告会連合会の理事会に出席しました。

23日午後、杉戸浴場様で開催されました、地域寄席「すぎと寄席」の観覧に訪れました。

引き続き、観覧した感想を書いていきます。

KOHARU亭兄弟のお二人でお話をつなぐ「講談」が続いています。

途中で語りは、弟さんのKOHARU亭けいじろう様に替わり、お話が続きます。

鼠小僧が、義賊と呼れるようになったのは、どうしてなんでしょうか?

捕縛されたのち、役人による、自宅の家宅捜索がおこなわれたそうです。

自宅となっていた長屋からは、金銭はほとんど見つからなかったそうです。

この捜索の前、巷では、金に困った貧しい者に、汚職大名や悪徳商家から盗んだ金銭を分け与えている盗人がいる、という噂が流れていたそうです。

前にも書きましたが、家宅捜索で、自宅に金銭がほとんどなかったことが分かっています。

庶民は、盗んだ金銭を、貧しい人に分け与え、自身の贅沢に使わず、普段の生活は、分をわきまえた、慎ましいものだった、と考えていたかもしれません。

それが、鼠小僧を義賊に祭り上げてしまったのでしょうか?

加えて、市中引き回しの上での獄門は、重罪で、親族や関係者にも責任が及ぶ、連座制が適用されます。

親からは勘当されて縁は切れています。

数人いたという妻などの女性には、捕縛直前に離縁状、今でいう、離婚証明を渡していたそうです。

このため、鼠小僧は、天涯孤独の身で刑を受けることになりました。

自ら犯した罪によって、親族や関係者を巻き込まなかったのも、義賊に祭り上げられた理由なのでしょうか?

市中引き回しの上で獄門の刑は、放火や殺人などの、凶悪犯罪に適用される刑で、盗みだけの犯罪には適用されないそうです。

適用されない刑を受けたことで、庶民から同情が一層、鼠小僧を、義賊に祭り上げてしまったのでしょうか?

引き回しの際、役人は、庶民からの反発を買わないように、みすぼらしい鼠小僧に、美しい着物を着せ、薄化粧に口紅を入れたそうです。

処刑は、東海道沿い、現在の東京都品川区南大井にあった、鈴ヶ森刑場でおこなわれたそうです。

講談は、処刑の際、トナカイが引いたソリに乗った、サンタクロースが、鼠小僧を助けに来て、パッピーエンドで終わっていました。

以上、すぎと寄席を観覧したお話を終わります。

なお1つ、心残りがあります。

中入りの休憩中、むらぱん様謹製の「シュトレン」が楽しめなかったことが、悔やまれます。


■■あしあと■■

2017年12月28日に追記しました。

jemym4様、あしあと、ありがとうございました。

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