
皆様、こんばんは。
事務局です。
14日の一宮市内は、雨が今にも降りそうな、曇天になっています。
夕方以降、風が強くなり、本格的に雨が降ってきました。
朝から、西尾市付近を震源とした地震が計3回、発生しています。
大きな地震につながらないことを、祈るばかりです。
本日の寺西は、午前は縫製作業などでした。
午後は、一宮市大宮にあります、杉戸浴場様で開催された、「すぎと寄席」(※)の鑑賞に訪れました。
※天狗連の皆様が出演する地域寄席です。
昼食を、かっぱ寿司様で楽しんだのち、開場前の浴場様に訪れますと、すでに4名のお客様がいらっしゃいました。

出演者様と演目は以下のようでした。
・平々亭青馬様 子ほめ
・すぎと亭さち様 夏泥
中入り
・炊亭あたり様 井戸の茶碗
今回は、アダルトな皆様による落語でした。
青馬(ぶるま)様は3回、あたり様は初めての高座です。
さち様が、ペットボトル飲料を、お客様に配布したのち、いきなり落語が始まりました。
何時もですと、さち様の、始まりのご挨拶がおこなわれるのですが、今回は挨拶は省略されたようです。
ちなみに撮影担当は、何時も通り、まりのきれいなおねいさんでした。
青馬様の演目は「子ほめ」でした。

マクラは、青馬様のご紹介から始まりました。
知り合いから呼ばれて、4年前、広島県から稲沢市に引っ越してきたそうです。
広島県では、コミュニティラジオ局のパーソナリティーをされていた、とのことでした。
近年、一宮市にお仕事で訪れることが多いそうで、一宮市に引っ越すことを、考えているそうです。
演目の「子ほめ」ですが、古典落語の1つになります。
「赤子褒め」という別題があると聞いたことがあります。
元は上方落語だったそうです。
上方版と江戸版があり、青馬様は、多分、江戸版を自分なりにアレンジされて、高座でお話されたと思います。
子ほめは、演目名通り、子供を誉める内容の落語です。
なぜ誉めることになったのか?
それは主人公が、「ただ(無料)で酒が飲みたい」と考えたからです。
主人公はご隠居に質問します。
ご隠居から、「嘘でもいいからお世辞の1つでも言えなければいけない」ということで、人を褒めて、ただで酒を飲ませてもらう方法を教えてもらいます。
主人公は愚か者です。
ご隠居に教えてもらった方法を、中途半端に履き違え使っていきます。
結果、お酒をただで飲むことはできず、お話が終わっていきます。
子ほめは、小咄(こばなし※)が複数、集まって作られた落語の典型、と言われています。
※気のきいた短いお話、一口話など。
自由に「くすぐり」と言われる、自分の気に入ったギャグが入れることができるそうです。
加えて、時間が不足する場合は、途中でお話を終わらせることができることから、「逃げ噺(落語)」と言われることがあります。
次回に続きます。
■■あしあと■■
2018年4月16日に追記しました。
kaburush様、rei-rei-rusty様、janko312様、suzukiakirazeirishijimusyo様、あしあと、ありがとうございました。
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