こんにちは。私は,年に4,5回程度,室生寺へ参拝させて頂いております。
室生寺は,室生火山帯の中心に位置し,太古の昔から,太陽信仰の聖地(祈りの場)でもある場所です。
この室生寺との出会いは実に不可思議で,今でも何故あの時,室生寺に行ったのか分からないでおります。 それは,御仕事の関係で室生寺から少し離れた桜井市に十一面観世音菩薩を御本尊としてお祀りする長谷寺が御座います。 その長谷寺さんへお参りし,帰りにも秋篠寺にもお参りする予定でおりました。一時,鉄道会社のCMで放送されて話題にもなった秋篠寺には,技芸天さんがお祀りされております。この技芸天さんは,先日の記事「あなたは神風特別攻撃隊を知っていますか?」に掲載させて頂いた御写真(画)の天女さんにそっくりなので,お祈りしたいと以前から思っていました。
自分では,長谷寺さんから秋篠寺さんへ自動車で向かっているのですが,なんと,到着したのは室生寺だったのです。 そして,到着してからも自分では未だ秋篠寺にいると思っているのです。到着して境内を参詣していたも自分の感覚では気づいていない。技芸天さんはどこかな?なんて考えながら普通に参拝しておりました。(今考えると笑っちゃいます)
ですが,金堂に参拝したときに判りました。 十一面観世音菩薩を見た瞬間,「これだ」とはっきりと肝に落ちました。 境内を誰かに案内されるわけでもなく境内の様子がちゃんと理解できているというよりも知っている感覚でした。 私の前世での縁が関係しているのであれば,前世の記憶と云うものは,きっと,あの時の感覚を云うのかもしれません。
但し,注意をしなければならないのは。 その感覚をより深く探究すればするほど,心の隙に魔が差し込むことになります。つまり,日常の生活モードなはなくなってしまいます。きっと,そのことを神様へ問うと「それ以上の深入りは,固く禁じる。傲慢さからの行い慎めよ」と叱られそうです。これが神さまの云われる「前世知ることならずや」「今を生きろよ」「感謝の念で別れを告げよ」なのでありましょう。
あの世に帰れば全て判る。だから慌てることも騒ぐことも必要ありません。ましてや前世を知ることなど危険極まりないことであって大損します。前世の縁を何かで感じ取った場合,感謝の念で別れを告げることが最善です。 室生寺と長谷寺,そして,大津の三井寺には何か共通する霊的なもの「仕掛け」があるのかもしれません。 御堂や仏様を写真に写すことはならぬことですので,残念ながら写真はありません。興味のある方は,室生寺さんのホームページでご覧下さい。(奥の院へ行かれる方は,準備体操をしてからにした方が良いです)
女人高野 室生寺 公式ホームページ:http://www.murouji.or.jp/
上の写真は,伊勢神宮へ参拝させて頂く途中の海岸に出座された早朝の太陽神です。
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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。
私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。
又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。
それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。
菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。
わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。
観世音菩薩とともに。花咲あさひ 拝