こんにちは。
理屈を理解するとはどういったことなのかと申しますと,それは仕組み(ロジック)を理解することであると私は考えております。さらに,この理屈と云う仕組みを自分のものにしてしまい,呑み込んでしまえば最強ではないかと思っています。つまり,理屈を嫌い,遠ざけている間は既に理屈に負け,理屈に支配されたままになってしまうと云う訳です。又,日本人はとにかく理屈が苦手です。太古から世界でも稀な道徳的民族ですから理屈に対する答弁を持ち合せていないのが特徴的な民族集団でもあったのです。
これを見事に見抜いていた人が戦後の日本を統治する目的で日本にやって来た連合国最高司令官であったGHQダグラス・マッカーサーです。マッカーサーは,日本人をよく研究し,同時に日本人の脅威さもよく理解できていたはずです。その理解できていたと思われる発言に「日本人の能力は小学生6年生くらいだ」と言葉にしています。このブログの左帯の一番上に検索ツールが設けております「理屈」と入力すると関連する過去の記事が出てきますので是非,検索してみて下さい。例えばこのような記事「いま必要なのは悪魔の力を兼ね備えたデビルマン」です。そして,日本人の脅威さを払拭するために徹底的な政策を打ち出して行きます。
そのマッカーサーだけではなく,連合国が考えていた日本の脅威とは何なのか?そして,日本を弱体化させるために何をしなければならないのか?それを研究し尽くした結果,あることに行き着いてのではないかと私は想像しています。それは,日本古来から続く祀り事(祭事)から日本国民を遠ざけることと偏差値教育を徹底的に取り入れることです。そして,貴族や華族に多額の納税を強制し断絶させ,新たな中流階級層を作り上げ,金と女とギャンブルに狂わせることに成功しました。見事に日本人はこの戦略に嵌って行きました。盲目して行くことになってしまったのです。つまり,理屈を善だと勘違いしてしまい,理屈は絶対で正しいと考えるようになり,今では疑うことすらもありません。俗にいう頭の良い人を作り上げたのです。このひとつの虚しき現象は,今の社会でも多くの人に信じ込まれていています。そして最後の政策が食文化を激変させることです。もう子供たちの生態系が変化しています。
その結果,五穀豊穣に感謝することを日本人自らが放棄したのです。多くの日本人が新嘗祭を知りません。
これはこの国,日本にとって不幸な事でもあり,太古の昔から世界に類のない道徳的民族であった日本人が外国人になってしまったと言っても言い過ぎはありません。そのことに気が付いている政治家が何人いるのでしょうか。私はほとんどいないと感じておりますが,たとえそのことを政治家が理解できたとしても理屈が支配する世の中では少数となってしまい政治の世界でも活躍することが出来なくなってしまっているのではないかと考えてもいます。さらに,その原因は正しく理屈を使いこなすことが出来ずにただ毛嫌いしているだけのものではないかと私は思っています。これでは完全に負けます。負け続けてしまいます。
このまま行けば最後には,日本人として生まれたはずの日本人が,心まで理屈に支配され外国人となり理屈と云う仕組みに操られてこの国を統治して行くのです。私たちの遺伝子(DNA)には,理屈と云うものはありません。理屈は人を人間を支配する道具です。つまり,説得するために用いられる道具です。その一部の人が生み出した道具に私たち日本人が騙され,操られ,呪縛され続けていては日本人は滅びます。その前に,今一度,私たち日本人がそのことに気が付かなければなりません。世界の国は,日本を日本人をじっと見つめています。外国に行けば解りますが,日本人は世界に類のない特殊な民族であるのです。世界の国の人たちが,日本人のようになりたい,どうすれば日本のような国になれるのか研究もしています。いくら研究しても理屈で支配されている研究では理解できるはずがないのであります。それもそのはずです。日本人の根底には道徳があるからです。つまり,感謝の心柱です。
この国を弱くした最大の原因は「相続」と「偏差値教育」です。騙され続けては絶対にいけません。拝