こんにちは。
今年も残り,あと1日となりました。
あっと言う間の1年で,本当に時間の短縮がますます加速して行っているのがよく解ります。
来年も様々な変化の年となりますが,やはり私としては,平成の禊をどのタイミングで迎えるかどうかと云ったことに意識を向けています。これまでの様な中途半端な禊ではなく,しかも,相当程度長く続いていくだろうと感じてはおりますが,そのタイミングまでは解りません。1月なのか?オリンピック時期の後なのか?いずれにしても,いつどのような状況下になっても冷静に落ち着いて対応したいと思います。それと,来年も水に纏わることに注意する事も必要ですが,火山噴火の事前対策も必要な気がします。
何事も備えあれば憂いなしです。
又,私の関心事は,自然の猛威だけではなく,現実的な事柄もあります。それが,憲法改正です。憲法については,確か何度かこのブログでも書かせて頂いてきました。集団的自衛権の解釈問題やシビリアンコントロール等々の時にだったと思います。この憲法がいよいよ改正に向けて動き出すのではないかと言った感じがします。もしも,憲法改正手続きがすべて完了し,数年後,改正憲法が発布されれば間違いなく私たちの生活環境が激変して行きます。私たち日本人は,あまり憲法を知りません。
それは,憲法を知らずとも平和に暮らして来れた現実があったからです。しかし,これからはそう簡単には行きません。たとえば,これからたくさんの外国人労働者と移民が日本に入ってきます。仕事の場でも日常生活の場でも非常にたくさんの外国人とともに私たちは暮らしていかなければなりません。そうなると,当然,法整備も整え直す必要性が生じてきます。民法も然り,労働基準法や労働安全衛生法なども外国人労働者を意識した法律が施行されて行きます。雇用契約も含め就業規則も変わってゆくでしょう。
これまで以上に,外国人を受け入れる準備を進めていくことになるのです。
外国人労働者や移民政策については,またの機会にゆっくりと書かせて頂きます。
先程も申し上げましたとおり,私たちの生活も大きく変わります。憲法の核心と言いますか,最も大切なことは個人の尊重にあります。つまり,基本的人権と言われるものです。しかし,この基本的人権が大きく変わろうとしています。自然権思想や天賦人権と云った考えではなくなってしまうのです。人は誰であっても生まれながらにして基本的人権を宿し,決して人に人である人権を与えられるものではないと言うものです。この憲法をめぐり,私たちの選択が次の世を形成して行く事になるでしょう。
予告しておりました,大雄山最乗寺の記事は,この次に書かせて頂きたいと思います。
今年,一年お世話になりました。
花咲 あさひ 拝