からすの巣

第2章
子犬にして家族を手玉に取る魔性の女ライラ
ライラの成長とフレーミーの思い出、生活をポツポツ綴ります

いい話と悪い話

2011年08月17日 22時00分10秒 | シェルティ

夕方散歩に出かけると、向こうから同じく犬の散歩をしてる人がくる。直線道路で50メートル先あたりで、ワンちゃんがウ〇チをしているような体制。「あれ、飼い主さんの手には何も持っているように見えないな。。。」と。で、どうやらウ〇チも終わり、こちらに向かって来る。

えっえーっ 

手ぶらジャン

私がジロリと見るも、目を合わせることなくすれ違った。すれ違った後もフレーミーを見るフリをして何度か見ると、相手も見ているらしく、サッと向き直る。

年のころは30歳前後かと思われる男性。ウ〇チを回収せずともさすがにこの時代、手ぶらって見たことなかったかも。

注意できなかった自分も恥ずかしいけど、あのワンちゃんも恥ずかしいだろうなぁ。。。給食費を滞納している子供の心境を思いましたよ。

 

で、ここからいい話

散歩からの帰り道、数年前に飼っていた高齢のワンちゃんが行方不明となったおうちのおばさんが、「うち、今ワンちゃんいるんですよ」と声をかけてくれた。

玄関先に見えるミニチュアダックス。

どうやら引っ越しを理由においていかれてしまったワンちゃんを、一時預かりの家2軒を挟んでおばさんちにやってきたとのこと。

「何かトラウマがあるのか、好みにあわないフードを下げようとしたら噛まれて」とひざの横が直径10cmくらいのひどい青あざ。

「まだ、うちで飼うと決めたわけじゃないんだけどねぇ」と言いつつも、かなり飼うほうに傾いているよう。

いまどきはお金を出せばすぐに気に入ったワンちゃんが手に入る。でもこうして保護犬をあえて選ぶという選択に尊敬の念。我が家も保護犬も一時考えたけど、友人に「保護犬を見に行ったけど、トラウマとかあってなかなか難しい」と聞き、あっさりショップで購入。

どうか、おばさんの家があのミニチュアダックスの終の棲家になることを願わずにはいられない。

コメント (11)
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