からすの巣

第2章
子犬にして家族を手玉に取る魔性の女ライラ
ライラの成長とフレーミーの思い出、生活をポツポツ綴ります

さよなら フレーミー

2017年06月24日 16時39分15秒 | シェルティ
フレーミーが逝って1週間
遠い昔のような、それでいて昨日のコトのような不思議な時間を過ごしています。


フレーミーはこの家と同時に我が家にやってきたので、どこもかしこもフレーミーの気配です。

お風呂から上がると脱衣所の前に
階段を下りると階段の下に
ダイニングに座ると足元に
布団に入ると視線の先に
庭に出ればデッキに
いつも視界の中にいたフレーミー
10年間そばにいてくれたフレーミー

開腹手術後の経過が悪く、一旦は持ち直したかに見えたけど、2日後の夕方面会に行くと
「今 病院でできることはないので、家に連れて帰ってご家族と過ごされては」と。
すでに自力で立つことも出来ないフレーミーを娘と二人では連れ帰ることが出来ず、長男の帰りを待ってお迎えに。
待合室で待っていた私たちに返そうと先生が抱き上げた瞬間、心肺停止となり、処置室に呼ばれた時には心臓マッサージ中でした。

最期まで鳴くこともなく静かに逝ったフレーミー
でも…
すごく痛くて辛かったんだと思うと、もっとほかに何か出来なかったのかと。
あの時に戻れたら…
せめて家で看取ってあげたかった。
そんなとりとめのない思いが心の底にあります。

最期の夜はフレーミーの隣に座布団を並べて添い寝。
大好きだった鮭の皮とオレンジ、フードと飲みたかったお水を枕元に供えました。

翌日は千葉に住んでいる次男も来て、家族5人で見送りました。

庭の紫陽花と矢車草を棺に
↓この写真はセレモニーホールへ向かう車内
いい顔してるでしょ、セレモニーホールで棺に入れてくれたけど、なんかちょっと辛そうな表情になっちゃったんです。


皆さんには素敵なお花や励ましのお言葉 本当にありがとうございました。
1週間が過ぎ、頂いたお花も傷んできて花瓶に生けなおしました。とても心が穏やかになる作業でした。
こうしてフレーミーの使っていたモノやフードを処分したり片付けたりしながら、少しずつ日常を取り戻していくんでしょうね。
今までフレーミーを見てくれてありがとうございました、