犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

折れた枝から咲く、さくら。

2012年04月08日 | おせわがかり日誌


あちこちで、桜が咲き始めた。






桜はあらかた伐採された、神社の森でも、少し、咲いてる。







ちょっとさびしそうだけど、でも、がんばってるなあ。






折れた枝でも、一生懸命、花を咲かせる。






・・・いのちだなあ。






根元からざっくり切られた切り株。

水のように、樹液をしたたらせている。

ああ、季節が季節なら、カブトムシやクワガタが、泣いて喜んだだろうに。

まさに、ごちそうテーブルだものね~。

でもこの樹液、すごくさらさらしていて、ほとんど水なのではないかな、と思う。

今まで、枝という枝に水分を送るはたらきをしていたのに、急にその幹がなくなって、どうしていいかわかんないんだわ、きっと。

無意味な伐採はいやだけど、森を健全にするには、伐採も必要なんだそうだ。

だけど人間に都合のいい形ばかりの伐採は気持ちが悪いし、できれば、長く生きた木は、別の場所に植樹などしてほしいと思う。



特に、桜は。