犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

「ラブの彼を待ち伏せ」からの「父を探して0.3里」。

2014年04月25日 | おせわがかり日誌


「ラブの彼」待ちのオレコさん。

いやね、数日前に、ここでばったり、偶然、ラブの彼に、会ったのですよ。

もちろんオレコは大喜びで、で、意外なことに彼も大喜びだったんです。

両想いなのかなー?と思いましたね。

そのくらい、おふたり、あつかった。

そしたらね、それからずっと、ここ通るたびにね、

ラブの彼を、待ち構えるようになってしまいましてなー。

そのまま10分も20分も、来るか来ないかわからない彼を、

ここでずーっと、待ち続けるわけなんです。

きょろきょろと、探しながらね。

犬って時間の概念ないのかなー?

というくらい、飽きずに待つわけです。

・・・愛、なのですかね?






それはそうと、数日帰ってこないオレコのお父さん。

ストレスたまってきていたので、夜の夜中、散歩に行きました。

危ないものも少ないし、オレコの嫌いなものもない。

「好きに行ってごらん」といったらば、普段はいやいやして、

いけないようなところへ、すいすいと行くんでした。

いやもうびっくりしました。

できるんですね、オレコさん。






嫌いで行きたくないのではなくて、

やっぱりそのといは何か事情があって、

行きたくない、っていう姿勢だったんだなあ、

と改めて勉強させてもらった気分です。

いやいやをしたときは、

それは本人の大事な気持ちの表れなので、

無理強いしてはいけないですね、ほんとに。

どうしてもな時を除いてね。






いつも待たされるコンビニ。

ここでね、お店の中をじーっとみるようにしてね、

少し待っていたんですよ。

もしかしたら、ここで待っていたら、

中から出てくるかも!tって、

思ってるのかもしれません。

そういう心当たりのひとつひとつを、

犬なりに、確かめるように、

歩いていたのかもしれません。






ほらね、

「お父さん、こないかなあ?」

って、お店の入口をこんなふうに、眺めているんです。

・・・愛なんですかねえ?



とにかくこの日のオレコは、

自分の行きたいところに行き、

怖いものもなくてどんどん行けたので、

心から満足しているようでした。

1時間ちかく歩いたのかなあ?

結構な距離を歩いたわけですが、

普段は2回のところを3回も散歩して、

思い通りにあっちこっち行けたので、

すっかり満足しているし、

ぐったり体は疲れているし、

眠いし・・・ていうので、

“お父さんを待つ仕事”はほどほどにして、

帰ったら「すぴー」と寝てました。

帰ってこないと眠るのもおろそかにして、

玄関のほうに耳を向けて、集中して、

待っているんですよねー。

目をつぶっていても、耳がくるくる、

動いていたりするんです。

ああ、待ってるんだなあ、

少しの音も逃さないようにって、

しているんだなあ、と、感心します。

犬ってすごいですよねえ。

お出迎え能力については、

猫のほうが一段上なんですけどねえ。

根気の点では、犬かもしれませんねえ。