『網元』で楽しい昼食を済ませると、次は『レイクウッズガーデン』へ。
見上げるとこいのぼりがはためくはためく。
この日ははじめてバギーを使った。
ほどよく疲れていたこんちゃん、うつらうつらと気持ちよさそうに舟をこぐ。
足腰が弱っていたし、浜辺で遊んだら、レイクウッズガーデンを歩き回るのは無理だろうと予測していた。
事前調査でホームページを見たら、なんとも広いところで、こんちゃんの足でほかの2匹についていくのは難しい。
バギーを使って初めて気づいたことは、バギー専用の道ていうのはあるにはあるけど、ずいぶんと遠回りで不便なんですな。
ただでさえ、赤ちゃん(や犬)を載せて、運転操作の難しいバギーだというのに、これはあんまりなんじゃないの、と言いたくなった。
重くて、動かしにくくて、芝生の上だとこんちゃんがポロンと飛び出しそうになる。
大変だなこりゃ、と、あくせくしていたら、まあ、案の定というべきか、ローラーのブレーキがかっていたのだった(我ながらドンクサー)。
ちなみにブレーキを外したら格段に操作しやすくなり、まあでも上り坂ではそれなりにヒーハー。
レイクウッズガーデンでのこんちゃんは、どの写真を見ても、しあわせそうに微笑んでいる。
あとにも先にもないくらいの穏やかな笑顔で、なんだか満足そうである。
何がそんなによかったのか、今となってはわからないが、改めて見返してみると、
「天国みたいなところじゃな~」
とでも言ってるような表情。
たのしかったかね?こんちゃん
たった1日の出来事なのに、やけに濃密で、印象的なのである。
忘れられない、やさしい時間だった。
いつかこの日のことを、どうしてあんなに穏やかで、幸せそうだったのか、教えてもらいたい。
(まさかの続く)