犬がおるので。

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犬旅 払沢の滝~檜原村~釜の淵公園【#こんちゃんプレイバック】

2018年09月11日 | 犬旅・おでかけ

『パンやさんからガソリンスタンドまで。軽自動車のおじいさんおばあさんがゆっくり走行で、抱っこ横断のこんちゃんをみて、ニコニコしていた。うしろの車、連なる(犬日誌より)』

2017年6月のはじめ、檜原村めぐり。払沢(ほっさわ)の滝へ。



この日の犬日誌は空欄で、何時にごはんを食べたとか、出たとか、そういうことしか書いてない。
なんで行くことになったのかもよく思い出せないのだが、近くに親族のお墓があるので、お墓参りに行こうっていう話だったのかもしれない。



思い立って午前中に家を出、高速で檜原村へ向かい、まずは払沢の滝詣で。
滝までは遊歩道を徒歩で行く。駐車場からトータルで結構な距離があった。
遊歩道は舗装されていると聞いて、こんちゃんをバギーに載せていったのだが、これが大失敗。



山道を歩いて行くとへなへなしてしまうのは目に見えているが、ずっと抱っこで上るのは大変だ。
せっかく滝までの道は遊歩道で舗装されているのなら、バギーがあることだし、といって載せていった。
ところがである。



まず、遊歩道に入る手前の道が急な下り坂(帰りはのぼり坂)でとても危険だったのと、遊歩道は舗装は舗装でも、ウッドチップを敷き詰められており、バギーのくるまがまわらない。
歩く分にはステキでよかったんだけれど。



結局、結構な距離を、重いバギーをかついで行くハメになった(おとうさんが)。
私はこんちゃんを抱っこして行った(んじゃなかったかな)。



楽しいハイキングのつもりが、とんだ荒行苦行となり、道中とゴールで笑っているのはオレコだけであった(こんちゃんはうすらぼんやり)。



東京都唯一の滝。冬はこの水しぶきも凍るらしい。



たちばな家で一服(犬たちにお待ちいただいた第二駐車場がヒンヤリと寒いのを確かめて)



それからお墓参りをして、釜の淵公園の川原へ。



ここもじゅうぶんステキな川原で、日中は家族連れや若者などが集い、バーベキューをしている。



いつもはもっと上流のほうに(親戚がいて)行く。上流は水がエメラルド色で、もっともっときれい。
ただし、深くて、流れも速い。うちの犬らのような、のほほん川原遊びには向かない。



今回は、気まぐれにお墓参りついでに訪れただけで、親戚の家を訪ねてきたたわけではないため、車を駐める場所がなかった。
民家が多いゾーンで、釜の淵公園や檜原村のように、観光地ではないから、公営駐車場はむろんなく、それゆえ違法駐車が多い。
釣りだの、バーベキューだの、目的はいろいろのようだが、そういうのは厳しく取り締まっているので、ご注意あそばせ。



というわけで、釜の淵公園の駐車場に車を駐めさせてもらって、川犬の水遊びタイム。



払沢の滝では、あんまりジャブジャブするポイントがなかったので、大喜び。
水音が聞こえてくる度に、全体重をかけて谷底に向かって進もうとしてしまうため、この子との山歩きはとても危険だ。



このひとは足が弱っているので、自分の意思とは関係なく、重力に従って落ちていくのでとても危険だ。



(きゃーきゃーはしゃぐおねいさんたちをみとるわし)



(きょうもよくあそんだのじゃ)



(おもに、おれこちゃんが)



『さんぽ中に(帰宅途中の)お父さんに会い、こんが大ハッスル(犬日誌より)』

この頃はまだ、うれしいとか、楽しいとか、感情のアウトプットがあった。



『かつお、紅鮭ジャーキー、カステラ、くすり、ボウルに入れて与える。こん、ひとりでガツガツ平らげた。その後、バタバタ速歩でかけまわり、プープー怒り、フームフーム困っていた。低気圧のため?首は傾いていないが、ゲージで泣きそうな顔をして丸まっている。ツライのかもなー。気圧グラフを見ると、真っ赤だった。明日の昼頃まで続く。むーーーん<泣>(犬日誌より)』

かわいい感情のアウトプットは徐々になくなっていき、顕著なアウトプットは、不安、いらだち、怒り、にシフトしていく。



ドライブではいつも静かだったこんちゃん。
この頃はまだ穏やかだったけれど、いつ頃からか、暴れたり、叫んだり、車が大嫌いになってしまった。



足腰はもちろん、体幹も弱くなって、うまく体を支えられないので、車酔いをするようになったのかもしれない。
気持ちが悪いとか、ここにいたくないとか、そういうことだったのだろうか。乗車中、絶え間なく動き回り、雄叫びをあげるようになった。
旅の間は、移動がもっともヒヤヒヤする時間だった。こんちゃんが寝ている間に、移動距離を稼がなければならなかった。



『オレコのライフジャケット予約申し込みしていたものが届き、お店へ。もうひとつ大きいのと試着(犬日誌より)』

こんちゃんは、オレコが試着している間、とてもおりこうさんだった。



『オレコ、こん、朝んぽ、お父さんと。○○ちゃん(こんちゃんのガールフレンドリー)「今日はどうしたの?」とびっくり。(犬日誌より)』

今朝、その○○ちゃんのおうちへ、ころすけと一緒に行ってきた。
3回目のワクチンも終了し、いよいよお散歩デビューしたのであるが、まだまだ練習中。

手始めに、こんちゃんと仲良くしてくれた○○ちゃんの家をまわるコースに行ってみたところ、不思議なことに、○○ちゃんのおうちの前で立ち止まって、動かなくなってしまった。
中の様子を気にして、動かない。



『こんちゃん、○○ちゃんと対面、小屋で寝ていた○○ちゃんが気づいて、シッポ揺らしながら会いに来てくれた。フンフンおはなししたあとで、いつものところ(お庭の真ん中)で、○○ちゃん、チーをする。あれ、どんな意味なんだろうな。こん、ごはん飽きたらしく食べない。夕べは本当にハラヘリで食べた感じ。困った奴じゃのう。1/3残す。おやつもいらないというので、枕においてきた。(犬日誌より)』

○○ちゃんは外飼いの女の子で、漂ってくる匂いが気になったのかもしれないのだが、出てくるのを待っているころすけの横顔が、あんまりこんちゃんに似ているので、もしかして、と思ってしまった。



『こんちゃん、○○ちゃんと見つめ合う。ご対面(犬日誌より)』

『こん、○○ちゃんに会いに行くも、家族が出かけて哀愁タイムのため、面会ならず。オレコは対面し、お互い「!」となる。○○ちゃんは「なーんだ、あの子か。こんちゃんじゃないのか」と言いたげ(犬日誌より)』

ちなみに、女の子同士というのは難しい物で、○○ちゃんとオレコは、あんまりいい関係ではなかった。
こんちゃんが来ると駆け寄ってきて、鼻面をあわせ、ふむふむしてくれるのに、オレコの時には軽く一瞥するだけだった。




『○○ちゃん、こんさんぽ、テケテケ会いにきてくれて、お庭でチーして、またきてくれたカワイイ(犬日誌より)』
『こん、ごはんの間、コーフン。ひと口ごとに、あそびにいく(犬日誌より)』




『久しぶり、スーパーA⇒文房具店⇒やきとり屋さん⇒整骨院⇒スーパーB⇒学校⇒歩道橋⇒家コース、45分!!楽しそうだった(犬日誌より)』



『涼しくてふたりともよく寝ている。こんは蛙の歌(YouTube)を子守歌にしてよく寝てる。オレコはさんぽでおばあちゃんがつれた柴犬と会い、大ハッスル。こんちゃんは○○ちゃんと会えず(犬日誌より)』

会えないときは、なんだか元気がないこんちゃんなのだった。