上塚橋中央で、ジジが走っている反対側の歩道に大きな三脚を立てて写真を撮っている人が居た。通りがかりの散歩のおじさんが立ち止まって撮影の様子を眺めていた。カメラマン氏は、川上に向けて大砲みたいなレンズを覗いていた。これはプロだろうなぁ。ジジは凄そうなカメラやを操っている人を見ると、反射的に、プロだと、決め付ける癖がある。自転車を止めて、カメラマン氏の狙いの方向を見ると、ピーカン照りだが、昨日の雨の水分が蒸発するのか靄がかって、岸の林や、中州の形が、逆光の中にぼやけて見える。アマが見るとこんな掴まえ所の無い墨絵の様な景色だが、腕と機材が良ければ、芸術写真に仕上がるのだろう。この景色はジジのポカチョンカメラで撮っても何にも写らない。仕方がないので、彼らとは逆の川下にカメラを向けたら、こちらは、強い順光の太陽に照らされた、中州の雑草が、吃驚するほど奇麗に見えた。梅雨明け初日の、普通の矢作川風景です。
走行データ D:25.08 T:1.25.47 A:17.5 M:34.5 O:25621
走行データ D:25.08 T:1.25.47 A:17.5 M:34.5 O:25621