西尾市側の堤防道路を川下に向かって走っていると、遠くの河口付近に何かが連なった低い陸地みたいなものが見えて来た。いくら干潮でも、あんな所に中州が出来る筈がないのに。近くまで行ってみると何時ものアサリ漁船団だった。何時もと違うのは、その数が半端ないものだったので遠くからだと、一瞬、低い陸地かと見間違うほどだった。この様子を岸から見ていた元漁師と思しき地元のお爺さんが、ジジに説明してくれた。今日は中潮だが、漁協指定のアサリの稚貝漁の日だ。近場の漁船が総出で、稚貝を獲って漁協経由で出荷するのだと。豊橋辺りの干潟も稚貝が豊富なのは有名だが、矢作川河口もこの通りだ。矢作川と衣浦の海の恵みを改めて知った。
走行データ D:37.02 T1.43.25 A:21.5 M:34.8 O:7600.5+60000
走行データ D:37.02 T1.43.25 A:21.5 M:34.8 O:7600.5+60000