暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

荒廃した土地

2017-12-10 17:22:04 | サイエンス

2017年12月15日東アジアの小国は大国に背中を押された。

「おい、何してるんだ。今がチャンスだ。今しかないぞ。今やらなければやられるぞ。後は俺たちに任せろ。」

半ば脅迫めいた物言いに閣僚の誰もが何も言えなかった。防衛大臣が、

「武器は揃いました。先取防衛です。やりましょう。国民の生命と財産を守るために、何を迷うことがあるんですか」

と他の閣僚を相手に言った。すると官房長官がゆっくりと口を開いた。「総理、決断を」

総理は、腹の中ではすでに決めており、その言葉を待っていた。「分かりました。皆さんよろしいですね」

閣僚たちにもはや異論を唱える雰囲気ではなかった。そして、明朝、先取防衛の名の下にミサイルが発射された。ミサイルは、海を弧を描き、敵の基地に命中した。それを見ていた、防衛省の幹部、閣僚たちは、「やった。これでもう手出しはできまい」と喜んだ。その後に続いて、大国は一気呵成に敵国を攻め、敵国は早くも壊滅状態に陥った。皆は、一斉に

「これで、安心して年がこせるなあ。良かった。皆さんご苦労さん」と総理は、はしゃぐように閣僚たちに言った。

その時である。防衛省から急を知らせる連絡が入った。

「総理、北からと南から、ミサイルが我が国い向けて発射された模様です。着弾は残り5分。ミサイルの数は」

と言って連絡は途絶えた。その後、爆発音が聞こえた。さらに、強い衝撃がそこに集まっている皆を襲った。

「何事だ」官房長官が叫んだ。防衛大臣が、

「報告します。敵国後方からミサイルが一斉に我が国に向けて放たれた模様です。すでに、北と南の都市は壊滅状態。中央部にも着弾した模様です。友好国が応戦し、我が国も迎撃しておりますが、数が多くもはや回避不可能と思われます。皆さんは、地価のシェルターに緊急避難してください」

と叫び、地下へと皆を誘導した。窓から見えるのは火の手と崩れ落ちる高層ビル群。閣僚たちは、無事地価のシェルターに行きつくことができた。しかし、それ以上の情報が入ってくることはなかった。

「何が起きたんだ、一体」閣僚の一人が叫んだ。

「まさか、敵国がミサイルを撃ち込んできたのか」と別の閣僚が言った。

「敵国は壊滅状態だったはずだ。そんなことができるわけがない」

地価のシェルターにも地上の激しい爆音が響き渡り、時折天井が揺れた。しばらくの間、爆音が続いた。

「外の様子は一体どうなっているんだ。何処からも情報がないのか。防衛大臣」

防衛大臣は、「残念ながら情報はありません。報告できることは何一つありません」と言った。

閣僚たちは、うすうす感ずいてはいたが誰も口にすることを拒んだ。

「もしかしたら、生きているのは我々だけかもしれません、総理」

「バカなことを言うな。我々には大国が居るじゃないか。彼らがきっと守ってくれる。信じようではないか」

総理は、閣僚たちに言った。官房長官が、繰り返した。

「そうです。皆さん、我々は友好条約で守られているんです」

しばらくすると、爆音が聞こえなくなった。「どうやら制圧したみたいですね。私が言った通りだろう」と総理と官房長官は口を揃えて閣僚たちに言った。

「では皆さんはここに居てください。私が様子を見てきます」と防衛大臣が言って地下シェルターから出て行った。

ほんの数分して防衛大臣が青い顔をして戻ってきた。

「防衛大臣、どうしたんだ。状況を報告したまえ」総理は防衛大臣を急かせた。防衛大臣は下を向きながら重い口で答えた。

「壊滅状態です」

皆が、呆然とする中、防衛大臣は床に膝をつき崩れ落ちた。

2017年12月16日 午後5時 小国は壊滅し、荒廃した土地だけとなった。

 

*これはサイエンスフィクションです。登場人物は架空の人物であり、この物語は実際とは一切関係ありません。

 

 


AIがプライバシーを侵害する スマートスピーカー事件

2017-11-26 11:33:33 | サイエンス

スマートスピーカーが警察の捜査に利用されるケースも。とあるアメリカで起きた殺人事件の証拠品として、現場そばに置いてあったAmazon Echoの録音データの提出を、Amazonが警察から求められたという事件です。当然最初はAmazonも提出を拒否していたのですが、結局提出に同意する形となりました。「証拠になるかもしれない」という理由でこれからもユーザーの音声がバンバン利用されたら…プライバシーが軽視される可能性も否めません。

スマートスピーカーが各社から発売され活況を呈している。しかし、どうやら簡単にハッキングされ、プライバシーが盗まれているらしい。この手の問題はイタチごっこで、解決策は見つからないだろう。しかも、AIでの会話は決められたものに対しては良く反応するが、あまり期待しすぎるとつまらない会話に終わる。結局、飽きて使わなくなるのなら、一層やめた方が良いかもしれない。後数年は待ってAIたるものお本質を見極めた方がよさそうだ。


日本では誰も語らないサイコパス(精神病質)について

2017-11-14 18:05:29 | サイエンス

サイコパスとは、精神病ではない。

私たちはどんな悪人も少しくらいは良心を持っているだろうと信じていると思います。
しかし、世の中にはそんな考え方が全く通用しない「サイコパス」と呼ばれる人間が存在しているということを知っておいてください。

このサイトを見れば、サイコパスの特徴がわかります。しかし、診断は非常に難しく素人が勝手に診断してはいけません。

こんな人が、政財界にいたら恐ろしいことに気付くかもしれません。参考まで。


AI(人工知能)の将来の活用法

2017-10-24 11:44:40 | サイエンス

DatascopeとIdeoはアルゴリズムとデータサイエンスの世界に人間中心のデザインを適用し話題となっています。

「最終的には、技術を別個のものとして考えたり、人々の能力を技術で置き換えるのではなく、技術を使って人々の能力を拡張し、強化していくという事に焦点を当てるために、「拡張インテリジェンス」という言葉を使用しています

現在、Ai(人工知能)の開発が進められ多くの企業が注力している。単純なロボットから、自動運転、交通システムの自動化など多岐にわたる。しかし、最終的にブラックボックスな点が多く理解することが難しい。そこで、発想の転換が求められる。サイエンスと人間との関係を訳ない形で活用することが求められる。


前原氏の去就について 代表解任、離党勧告すべきである(山尾議員より悪徳)

2017-10-05 09:03:35 | サイエンス

前原氏の決断については、地元有権者のなかでも賛否が分かれているようだった。

前原は民進党の両院総議会で合流と言うことを言って民進党を解凍した。しかし、後の発言で全員が合流できず希望の選別により公認がなされなかったことについて想定内と言う発言をしている。また、候補者の選別についても前原、希望は頻繁にやり取りをしていたことがわかっている。ということは、何も知らない党員を悪意のある第三者と協力して虚偽の発言を行っていたことになる。通常、民放の契約では契約は無効となり、善意の契約者は解除、損害賠償請求ができる。前原は、恥ずかしげもなく京都から民進党の代表として出馬省としているが、京都の有権者はどう判断するか問われることになろう。また、民進党の参議院で残っている国会議員も同様、これからの去就と前原の処分を公式に国民に向けて表明すべきである。もし、仮に希望へ行った民進系議員い配慮しているとしたら大変なことだ。安保賛成、共謀罪賛成、消費税凍結ですよ。民進党はそれでも選挙後は受け入れるのですか。良く考えましょう。