暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

円安株高政策は生活を破壊する

2019-08-07 01:42:11 | サイエンス
日銀の株式市場介入やら米国債買いにより、円安株高に誘導されている。これを嫌った外国人は日本株を売りまくっている。ここに来て、急激に円高株安が進行した。米中戦争の悪化と米国のドル安政策によるものである。ドル円は1ドル105円台に突入し、100円台が視野に入ってきた。市場では大変な事が起きたと騒いでいるが日本の現状を鑑みれば円高は大歓迎なのだ。日本の経済はグローバル化しており円高による企業業績は大した影響がない。内需は輸入品の価格が安くなるから仕入れコスト下がり利益率が上がる。また、燃料など資源が安く調達できるから光熱費が下がり生活コストが下がる。もちろん輸入食品の価格も下がる。日銀の低金利円安誘導により、生活にかかるコストは上昇の一途を辿り、銀行預金金利はゼロだから資産は減少する一方である。そもそも通貨が高いということは通貨に対する信頼が上がり、海外旅行も安価になると言うメリットもあれば、海外企業を安く買収することもできる。あらゆるものを輸入に頼っている日本にとって円高の方が良い点が多い。無闇に円安誘導するから国力が衰退する。円高は神風が吹くようなもので、生活者には良い方向である。