暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

思い出作り

2019-08-09 17:41:13 | たわごと

夏休み。ここ数年は何もしていない。若いころは体が良く動いたせいもあり、休みのたびに旅行に行き思い出作りをしていた。今しかできないからと焦って何かしないといけないという強迫観念に取りつかれた様に懸命に思い出作りをしていた。しかし、年を取るたびに思い出作りをしなくなった。する気もなくなった。その原因は、若いころに一生懸命思い出作りと思ってやっていたことが思い出せなくなってしまい、思い出作りに対する意識が遠のいたからだ。行ったことがあるって記憶はあるが、体に染みついていないから思い出として感慨深いものとして残っていない。そうなると思い出作りに対する執着もなくなった。むしろ家にいてのんびり過ごす方が良くなった。近場に出かけることも面倒だし、人の喧騒の中にいるより静かなところでのんびり過ごしていた方が楽である。極めて省エネ的になった。若いころは好奇心も旺盛だからだったのだろう。老いてゆくということは荷物を一つ一つ捨ててゆくようなものというのを聞いたことがあるが、このような心境なのかなと理解できる気がする。最期に脳裏に焼き付いた思い出が死ぬ間際にわっと溢れ出て来るのだろうか。思い出の数々が走馬灯のように駆け巡るのだろうか。特に予定はない。蝉の鳴き声を聞きながらのんびり過ごす。


万年野党は政治的劣化を招く

2019-08-09 10:35:33 | たわごと

与党の圧勝が続き、弱小化野党は劣勢を強いられている。これは野党がだらしないからだという人もいるかもしれないが、この状態が続けばさらに政治的劣化が進行する。与党は資金力を力に益々肥大するばかりか、政策を立案するにあたり諮問会議等で専門的な知識を得ることができる。しかし、弱小野党は資金力もさることながら専門的知識を得る力がなくなり、所謂その筋の専門家がいなくなる。専門家がいなくなれば国会運営も一方的なものとなり弱小野党は何も抵抗できなくなる。最近野党は批判ばかりで何も立案しないという批判があるが、情報が限定され専門的知識を得る機会が減れば仕方のないことである。議会が活性化するには衆院は与党、参院は野党、あるいは過半数ぎりぎりで力が拮抗することが必須である。さもないと、政治的に益々劣化してしまい、野党が政権を担おうとしても専門家がいないために、政治的空白が生じてしまうことになる。結局、政治は国民が作り上げるものであるから、国力を低下させてしまっていることになる。国民の政治的無関心が国力を低下させることになるのに、批判ばかりして積極的に参加しようとしないのは国民の方であり、政治家の責任にしてしまっていることに気づいていない。米国はしっかりと与党と野党の力が拮抗し上院は共和党、下院は民主党とねじれまで起きている。そういった状況が強い国を作り上げている。逆に共産国などの独裁国は国力が低下していき衰退する。現在の日本の状態は共産国に近いものとなっている。