暇人のぐうたら日記

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戻らない年金資金

2018-11-05 18:40:30 | たわごと
経済は拡大しており、デフレではない。しかし、日銀は金融政策を変更せず、株式市場への資金投入も続ける。この財源は、年金資金である。株は買うだけでは損をする。何故なら売り方が先物や空売りを仕掛けてくる為、上がり続ける事はないからだ。更に、先物取引で海外で売られた株は裁定取引で買わなければならない。日銀は株を買っても売ることは出来ない。しかし、売り手が株を下落させれば、株式市場の暴落させない為に買い続けなければならない。今の株式市場は、日銀が買って外国人が売って儲けている。本来、企業の資金が溜まって来れば自社株を買えば、日銀に資金が戻るはずであり、これが出口戦略だったのだろう。しかし、企業業績は不振で自社株買いをする余裕がない。その上、外国人が日銀の資金を当てにして売買するから、止めると暴落する事は明らかである。結果、年金資金は海外へ流れ出ており戻ることは無い。だから、消費税を上げるしか無いのである。そして、消費税が社会保障に使われることも無い。年金資金が枯渇するから、更に年金支給開始年齢を上げるしか無い。この負のスパイラルは止まらない。株価が上がっているから経済が良くなっているのではない。資金が株券に変わっているだけ。これを塩漬けと言い、見かけ上は損失を確定していないが、原資産はどんどん減っている。なぜなら、個別株価は年初来安値を更新しており、上がる気配はない。個人は知らぬ間に株式を買っていることになる。損失は年々膨らむ一方である。国会で誰も言わないのは、止めた責任を誰も取れないからだろう!

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