はやくも自公与党圧勝と各紙で報じられている。今回の国難中の臨時国会冒頭解散、森友・加計問題。安保、共謀罪法案強行採決など安倍内閣への厳しい目はどこへ行った。長いものには巻かれろ、偉い人が言うことには従っておけば良い、大きな組織には逆らえない、と言った消極的かつ他力本願的な日本人像が見えてくる。あれほど支持率が下がり、コケにされても会社と癒着している自公が良いわけでしょうね。会社から指導されて洗脳されてるかもしれない。特に若年層は選挙のことを良く知らない。親や教師、上司に言われたまま投票する人が多いのだろう。無党派層が未だ動いていないことを期待する。この選挙で自公が圧勝するようでは日本人が自滅するようなものだ。民主主義を自ら放棄しているのだから。江戸幕府の鎖国、第2次世界大戦での大敗という内向きな日本人像が見えてくる。自殺者多数、過労死もいじめも、リストラも変えようとしないと何も変わらないのに被害者だけが泣き寝入り。それらはすべて日本人の事なかれ主義、自己保身主義が生んだもの。忖度などとおよそ外国人には理解しがたい言葉があること自体、もはや日本人そのものの持つ特有な価値観なのだろう。三権分立や民主主義などという欧米が生んだ価値観はおおよそ受け入れられないのだろう。滅私奉公、忠誠心の方がしっくりくるのかもしれない。日本人のDNA刻み込まれた特有の価値観。だから歴史は繰り返すのだろう。果たして無事にオリンピックを迎えられるのだろうか。
まあ、希望が多数議席を得ても、選挙後は自民と組むだろうから結果は同じだろうが。
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