暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

日本に未来はあるか

2018-10-19 20:26:54 | たわごと
失われた30年と言う言葉が聞かれる。いや、経済は徐々に拡大していると日銀総裁は言っている。では、どちらが間違った事を言っているのだろうか。考えている内にある疑念が生まれた。それは、次世代を担う産業って何だろうかと言うものである。AIだ、IT だと言っているが、既に米国、中国では成熟しているし、日本が新しく成長を牽引するほどではない。むしろ、自動化による人減らしを助長するばかりである。自動運転も自動化により自動車が爆発的に売れるわけでもない。化学、電気、機械といった産業は環境問題に圧されて斜陽産業となる。化石燃料、資源は輸入に頼っており金を産まない。サービス業は、物が売れないと成長できないから、所得が下がり、人口減少下では衰退する一方だろう。これこそが失われた30年と考えると腑に落ちる。これまで生産性、効率化で緊縮ばかり行って来た。更に製造業は海外に活路を見出そうと海外への工場の建設を進めたため、海外から安価な物が入って来るようになり、国内の製造を空洞化させてしまった。その間、
新しい産業を育成できず何も残らなくなった。今は外資頼みの経済となっているが、欧米の経済が崩れれば脆くも崩れ落ちる事は明らかである。このままでは未来永劫自力で浮上する事は出来ないだろう。失われた30年は、あっという間に40年、50年となる。解決策は果たして在るのか?増税、緊縮ではシュリンクして行くばかりか、詐欺やら捏造などが増えるだけだ。イノベーションは言うほど簡単ではない。外国人を増やしたからとて解決する問題でもない。そもそも、成長を望むこと自体、到底無理な社会が到来したのかもしれない。諦めて無駄遣いをしない方が楽かもしれない。

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