マリィさんは、退院はしたけれど、毎日朝と晩に抗生剤を1錠飲まなければならない。
それで、飲ませるのに一苦労。
1回目、好物に挟んで食べさせよう。失敗、何でかわからないが器用に錠剤だけをよって吐き出す。舐めるようにさせて時間をかけてやっとすこし飲む。入れるのを見ていたので警戒心ありあり、犬だと思って舐めてはいけません。
2日目、今度は砕いて、フードにまぶして試行。たぶん苦いのかも知れないが、これもだめ。おそらく、砕く音を聞いていたので、警戒していたとみられる。犬もさるもの。
その後、アイスクリームに混ぜたり、ミルクに溶かしたりで、そりゃ大変。我々のすることを見透かしている風。
その後、試行錯誤もあまり効果でず。で、感動ものの大成功例。
前日に、犬仲間の人に、「1才チーズというものがあるから、それに埋め込んでたべさせるといいよ」と聞いて、早速実行。一部、半信半疑。
だけど、それがものの見事に一発で飲み込み、大成功、一同大感動。嘘みたいに食べましたよ、あっさり、「やったあ、やったああ」の社長の声!
それで、元気になっている?マリィさんの顔。目を剥いて、うなりながらの姿。
その様子をみて、警戒心というかあきれているのかもしれないがピーさんの姿。視線の先にはマリィの姿がある。