結構、口は達者だが、広い意味での知識の足らない人が政治やっているような気がする。
小さいことかもしれないが、ちょっとしたことに、それが垣間見える。
訂正でんでんといった人がいたような。以前は、ふしゅう、みぞうゆうと言った人がいたような。また、イラク派遣の問題があったとき、当事者なのにイラクの位置がわからなかった人がいたような。誰だって、間違えることもあると言ったことを言う人がいるが、これは情けない話は話。
いずれも、2世タレント、いや2世、3世国会議員。どこかの与党は世襲議員は4割から5割に足しいているようですが。
何でだろうと想像するに、一般の人だと最初から政治家を目指すことがないだろうから、いろんなことを可能性があるなかで、いろんな勉強、経験をしていく。その過程で、様々な知識、人間としての成長を経ながら、結果として政治家を目指すこととなる。
それに対し、2世、3世議員は最初から目的が決まっているから、自己研鑽を目標としないものは、議員になるために必要なもの、それこそそれだけをして最短コースを突っ走るだろう、誰かがやらせなければ。あえて、必要ではないのである。いらないのである。泣いたことがない人は泣けない。傷みを経験したことがない人には傷みが判らないなどとよく言われる。そうでないことを望む。
だから、もともとの素養もしくは向上心がない人はよりやせ細った砂上の楼閣のような、一部の能力(技術といった方がふさわしいと思うが)だけが突出したいびつな人格だけの持ち主になっている可能性すらある。それは可能性ということで、そうじゃない人もいるだろうけど、指導者たるものは国民に見せないよう、本来は切磋琢磨して、キン肉マンじゃないが超人にならないといけないと思う。浅い知識での判断は御免被りたい。
日本人の民度にも?
2世、3世をもともとの素養がある人物として盲目的に信じているふしがある。血統が重要だと言わんばかり、これじゃ、格差はずっと格差として継続を許す社会の定着化にも一役買っているし、正そうとする社会の風潮も大きな力とはならない。わしは、仕事としてダム関連のこともたずさわっているが、ダムも入ってくる水の量が少なければ、貯水池内が攪乱されず層を形成する。底のはずっと停滞し、上層は富栄養化してよからぬもの(実際にはアオコ、淡水赤潮など)が繁殖する。対策は、大元のダムに入ってくる水を増やすか、拡販する装置をつければ改善は進むが、世の中も同じようなものだ。同じものが同じところにずっといたら、床ずれも起こすだろう、停滞もするだろう。社会は、いつもチャンスは平等に、埋もれた人材が埋もれたままにおかないことが肝要だと思う。
また、大学の文化系学科について縮小するという方針が議論に挙がっているが、国民ロボット化方針か? 一見役に立たないものが、役にたっていることはある。たとえがいいかどうか判らないが、植物繊維は昔はなんの役にも立たないもものと言われていたが、今では健康を維持するものとして大事なものとされている。一見無駄なものと思えるものに も、長く存在しているなりに存在意味があるものだ。直接、生産活動に役に立たないようなものでも、人生を豊かにする、あるいは、近視眼的に偏らないものの見方をするうえでの広い、奥深い判断をするための資質獲得につながる。自分にとって一見して価値がなさそうに見えるものをしていることろに、人間の奥深さが、幅広さ、包容力が現れるものだと思う。
翻るに、同じ事をしか言わない。思い込んだら百年目、聞く耳を持たない。ひたすら、いやなことは信じない、いいことだけを思い込む。そんな、政治は勘弁してほしい。
もっと、人間味のある、教養に満ちあふれた、やさしい、聞く耳のある、固定観念を持たない、柔らかい頭の立派な指導者が待望される。
でも、そんな人は政治しないだろうし、当選もしないんでしょうね。いまの日本じゃ、残念。
そういえば、南京事件で問題になっているアパ・・・は某首相の後援会関連だしし、思えば、そんな取り巻きが今の日本を動かしているんだね、実感。もっと、奥ゆかしく柔らかく出来ないもんでしょうかね。なお、南京・・については、昔、わしが、直接の当事者である親族に聞いた話では、どうも大小の違いだけで分が悪いみたい。100が全部本当ではないから1を否定することには無理があるし、もはや、世界の共通認識だからだし、敗戦国は受け入れるしかない。残炎だと思う人もいるだろうけど、それが戦争をして、負けたという意味なんだろう。。
アパについては、相手に合わせて、同じ土俵で、でんでん(云々ですけど)いうのは、ちょっとと思います。嘘も方便というように、こんなことは心の中で思っておけばいいんです。
話があっちこっち飛んだけど、まあ、ブログだから、話しっぱなしでご免。
今日はマリィがおとなしく寝ているから、わしの愚痴だけで終わり。