あまりにも対応がひどいので愚痴の一つや二つ。困っている人には死活問題の話題。
コロナの影響による収入減に対し中小企業の持続を目的とする「持続化給付金」の申請が実は5月1日から始まっている。
オンラインによる申請を行い、今年になって一月でも前年の半分以下になれば減少分12ヶ月を給付するという実に緩いものだ。
案の定5月1日に申請が殺到して、サーバーが落ちたりしたが初日の申請は困った人が多かったのだろう、17時までに6万くらいに達している。その後、たぶん100万近くはいっているはず。
で5月8日から給付が始まって、現在まで発表では40万件給付した(たぶん嘘だと思う)と言われている。
なにが、問題かというと、実は一番困って我先に申請したであろう初日申請組が実はほとんど給付されていない事実がある。逆に、いちか罰かでもらえるものはもらおう的な申請番70万台の給付が実施されているのにである。行列に先に並んだのになんの理由もなく後ろが先に店に入っていることと同じである。
2週間で給付されていると予想して資金対策を考えていた人たちが現在明日をも知れない状態に置かれてしまっている。それも、なんにも通知もなくおそらくなんの審査もなく3週間放置されているのである。
審査(本当は審査ではなく申請を確認するだけ)は経産省の外部団体のような得たいの知れない人材派遣会社、広告会社がかんでいる社団法人になんと769億円で発注され、内部告発?よると素人のアルバイトさんがせっせと確認作業しているらしい。
テレビで取り上げられそうになってから、夜中に現在の状態というメッセージをHPに載せられている文言(出前の電話で、今やってますとかいっているようなもの)のコピペそのまま送ってきてもいる。どんな人が指揮しているのかわからないのだけど、全く相手のことを考える能力くらいないのかと思う。
このことも含めて、今回のコロナ騒ぎでいざというときの日本はなにも動けないということみたいだから、第2波へは自分で準備万端備えたい。
持続化給付金の問題点を含む話題は今日のTBSの報道特集(PM17;30)で放送されます。