杉本かよブログ

杉本かよのちょっとおしゃべり

市民の健康と医療のシンポジウム

2010-10-02 23:06:39 | 日記
今日は、表題のシンポジウムに行ってきました。
「糖尿病・慢性腎疾患について」というタイトルでした。
500人を超える市民や医療関係者が集まったそうです。
川口市が主体となって医師会と一緒に今回のようなシンポジウムを開催することには大変意義があると感じました。
内容については、医療の知識がある程度ある方には興味深いものがあったと思います。
講演者の先生方の話もとてもわかりやすかったです。

でもちょっと不満が・・・

今日のお話は「糖尿病になってしまった」ことが前提でした。
それを予防したり、軽度のものを食事療法などで自己管理するという内容ではなかった。
もちろん、透析の技術が過去に比べてすぐれたものになったということを知識として市民が持つことも大切だし、腎移植という道もあることを認知させることも大事だと思いますが、
まずは、糖尿病にならないことを考えることが大切です。
また、早期発見早期治療も重要ですが、今日あの会場に来ていた方は、健康に関心のある方ですから、積極的に健康診断も受けていることと想像します。

私は、6月議会の中でも、「気になるな?」と思ったときに受診できる「かかりつけ医」を持つことを啓発することが今抱えている医療界の疲弊や医療費を軽減できると訴えていて、
答弁でも「広く市民に啓発していきます」といいながら、今日のシンポジウムで一言も述べられていなかったことにがっかりしました。

極端な話をすれば、済生会川口病院や医療センターから有能な先生がお話をしてくださいましたが、あの話では「クレアチニンの数値が高い」という人たちが、登壇された先生方を頼っていくこともありえます。

議会での質問や答弁をもっと重視した取り組みをしてほしいと思うとともに
この調子じゃちっとも変わらないなぁ・・・と思いました。


コメント (3)
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