杉本かよブログ

杉本かよのちょっとおしゃべり

根岸小学校参観会

2015-09-09 20:40:12 | 日記
今日は台風も来ていてすごい悪天候でしたね。
そんな中にも関わらず、根岸小学校の参観会が無事行われました。
根岸小学校では、以前からPTAの方々の熱心な活動があり、自然に恵まれた広大な学校敷地を活かして、ビオトープを作るなど様々な取り組みをされてきました。
中でも、校章に使われているクマガイソウをわざわざ熊谷市まで研究に行って、学校地内に自生させる活動は高く評価されているところです。

そんな根岸小学校がこのたび、原木しいたけ栽培を授業に取り入れました。
これは、過去にPTAで活動された方々で結成されたNPO法人の想根会のお力添えで実現したものです。
今日は、その第一回のしいたけ菌の植え付け作業が行われました。
参加したのは、一年生と6年生で、各々2名ずつが1つのグループとなって多数の穴を空けたくぬぎの原木1本に菌を金づちで打ち込み、雑菌が入らないように蜜蝋を塗る作業でした。
初めに先生の口頭での説明がありましたが、正直、子供たちはメモを取るわけでもなく、何工程もある作業を理解できたかなと思ったのですが、子供の好奇心と集中力は大したもので、スムーズに進みました。
6年生の子供が、1年生の作業の手助けをする形ですが、非常に要領のいいグループもあれば、説明に忠実なグループもあり、また独自の工夫ができるグループなど様々で実に面白かったです。中でも、6年生が丁寧に1年生の面倒を見る様子は微笑ましく、最近では兄弟がいないお子さんたちも多いのでこういった授業はとてもいいなぁと感心しました。
一本一本がかなりの重さがあるしいたけ原木ですが、3階にある体育館まで40本以上も運んで作業しているわけで、準備にかかる手間は相当なものだったと感じました。
すべての原木から思うようにしいたけが出るとは限らないのですが、使われなくなったしいたけの原木はカブトムシやクワガタの生息場所にもなるので昆虫観察にも役立ちます。うまく育ったシイタケは給食に使用する等、シイタケ嫌いな子供も自分の育てたシイタケなら頑張って食べてみるかもしれません。
すくすく育ったシイタケを見たうれしそうな子供たちの顔が目に浮かびます。
想根会の皆さん、先生方ご苦労様でした。
コメント
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