Good Luck  培倶人・・「幸運を祈る」! from morning till night

~バイクが好きな男の日々と何気ない今日の出来事~ ★朝から晩まで走り続けろ!★

EVRプレッシャープレート装着(DUCATI)

2014年03月23日 | 整備
本日EVRのプレッシャープレートの装着を始める。

フルキットを買ったため、スプリング・ベアリングすべて入っております。

先日、プレッシャープレートにベアリングは取付済なので純正から流用するシャフトを外す。
これは、センター部分に鉄棒をあてプラハンマーで叩けば外れました。

プレッシャープレートにシャフトを入れる、またもプラハンマーで叩いていれます。

そして取り付け・・しかし問題発生!一度シャフトを抜き差しする度に、どうやらクラッチレリーズのバルブを解放する必要があった。オイルタンクを開けてもダメ・・・?

まーエア抜きなら簡単なので1回くらい、いいか。

それが・それが!!何回も何回も。

このEVRのプレッシャープレートにはジャダー防止の約1ミリのプレートが波状になるように最初から取り付けてあります。

これが原因か?サーフレックスのクラッチ板に普通に取り付けるとクラッチが切れない!
なので8枚のクラッチ板の前後に入れるスチールプレートで調整が必要だ、しかしプレートは通常1.5ミリか2ミリだ・・・1枚抜けばクラッチが滑るし増やせばクラッチが切れず!

何回も、何回も18枚を抜いては入れ、取り外した古いプレートや湾曲プレートを使い調整を繰り返すこと16回!!ようやく妥協点を見つけました。
試乗も含めると、なんと5時間も作業をしていたことになります(笑)

まー前後輪のブレーキキャリパーの洗浄もメンテナンスしたので4時間くらい?(泣)

かるく交換して走りに行くつもりが・・さっぱりな一日でした。

一応、完成写真・・後ろから前から?




しかしこんなことなら、5800円も安くで買えるタイプのほうが良かったよー!!
まーデザインは、こっちの方が好みではありますが。

今回購入したプレッシャープレートは「純正クラッチにボルトオンのプレッシャープレート」とあります、しかしサーフレックス等のクラッチ板を使う時には調整が必要ですねー(多分)

私のムルティに付いていた純正クラッチ板とサーフレックスのクラッチ板・・あまりにも違う?
スチールプレートの枚数・フリクションプレートの厚みもサーフレックスの物は純正よりかなり薄くその分枚数が多い。

まー、クラッチ板は純正でも何も問題ないので純正がお勧めですねー(個人的感想)
先代のモンスターには純正クラッチに、パフォーマンス製のプレッシャープレートを取り付けましたが今回のような苦労はまったく皆無だったような気がします。

結局、高くついた割には、苦労しただけ・・もともとプレッシャープレートは見た目重視のパーツだし、クラッチ板については、サーフレックスは性能が良いと書かれているものの私レベルではまったく良さがわからない!

やっぱり、純正?

ドカティ・クラッチプレッシャープレート

2014年03月20日 | 整備
まー、注文していた、EVRのクラッチプレッシャープレートのフルキットが到着。

箱から出して、取り付け状態で1枚・・記念撮影。


このキットにはプレッシャープレート、センターベアリング、クラッチスプリング等がセットになったキットです。

まー、3連休間に取り付けるとしましょう。しかしベアリングの圧入は事前にできそう。
うーん、そう簡単には入りそうにない!

とりあえず、本体をオーブンで加熱すること5分!そのあとベアリングを本体に圧入する、しかしオイルを塗るのは?
結局、ゴム部分に触れないようにベアリング金属部にボックスレンチを当て、プラハンマーで叩いて入れました。

そう簡単には、入りまへんで~!!!

それと、ネットで調べると付属している、アルミのボルトが極端な圧力をかけなくても、ねじ切れてしまったとか!

アチャラ製品には、よくあることですねー・・てなことでホームセンターに買いに行くためサイズを図る。


5M-20

あー、時間を見つけて買ってこようか。
○万円支払って買っても、まーアチャラ製はこんなもんです・・・そう考えると超高い買い物になる。

国産で誰か作ってくれないかねー・・・・

そうそう、K&Nのオイルフィルターも到着です。これは純正よりも安くてとてもいい・・Goodですねー。


ドカのクラッチディスク交換&春のメンテ

2014年03月15日 | 整備
ここ兵庫県北部も、多分もう雪は降らないだろう。

ようやくバイクの季節がやってきました。

と言うことで、一番気がかりだったクラッチの滑り・ジャダ―・音の大きさ。
それを修復するためにはクラッチ板の交換が必要。

今回用意したものは、乾式クラッチドカの定番「SURFLEX 乾式クラッチディスクS1816」純正より高いが・・多分物が良い?

とりあえず、クラッチカバーを外し、6本のボルトを抜きプレッシャープレートを引き抜く。


長い間、使っているとハウジングとのすき間も広がり音が大きくなる原因の一つだ。


あとは、ホームセンターで買った1本195円の磁石を2本使い、クラッチ板とスチールプレートを取り外します。


こんな感じで、外した物はならべておきましょう。


するとクラッチアウターバスケットとインナードラムが剥き出しになります。



アウターバスケットに見える、凸凹・・これも問題だ!!
新品時は直線なんだがクラッチ板が当たることにより、こんなになってしまいます(それにしても凄い!)

本来なら、アウターバスケットも交換しなければならないけど、今回は金が無いのでクラッチ板のみ交換します!!!

サーフレックスS-1816には説明書が入っているから問題なし。
純正とは、クラッチ板の枚数とかスチールプレートの厚みが違いますが全部重ねた厚みが、許せる範囲内ならOKでしょう。

私は、ノギスで計り確認・・・




そして順序に沿って入れていきます、一番最初(奥)に入れるスチールプレートは裏表があるので注意!
すべて入れ終わると、さすがに新品・・すき間が無くなりましたよ。これでガチャガチャ音が低減されるにちがいない。


※スチールプレートにある、この切欠き、あまり気にしなくていいようです(なら入れなくても良いのに)


あとは、プレッシャープレートを入れ6本のボルトを均等に6Nで締め付ければ完成。


この時、1ヶ所だけある切欠きを必ず合わせましょう(これとても大事)


出来れば4・5N~39・40Nまで計測できるトルクレンチがあればいいですねー。

私は素人だからこそトルクレンチが必要なんだと思っております。
エンジン回りのボルトをねじ切ってしまってから、これはいかんと購入。
素人の私が、勘をたよりに締めると何時も強すぎます。プラグの締め付けにも注意が必要です。

カバーを取り付けて完成です。


・・・・注・・・・

じつは今回、クラッチ板をすべて入れ終え、プレッシャープレートを差し込むも最後の5ミリ程度どうしても入らず悩むことになる。
もちろん押さえても入らない、これではクラッチが切れた状態になりシフトは入らない・・・なぜだ??

悩んだ結果、クラッチレリーズのピストンが固着が原因でした。
プレッシャープレートセンターの棒の先がバイク反対側のクラッチレリーズのピストンで押し上げられる仕組みなのだが、ピストンが固着して動かず、押し下げることができなかったのが原因でした。


しかしこんなこともあるもんだね―!!!
仕方ないので、クラッチレリーズのオーバーホールまでやることになりました。
レリーズを外し、ピストンを綺麗にして取り付けオイルを新品に交換する。

これはブレーキオイル交換と要領はまったく同じで、ワンマンブリーダーを使うと簡単にできます。


ついでにフロントブレーキのオイル交換終了です・・災い転じて吉となす?


次はイリジュウムプラグも新品に交換。
まーこんな工具があれば、すぐにできます。


今日の最終メンテナンスのチェーンの洗浄・注油作業も終了です。

やれやれ、今日のメンテナンスはこれで完了って言うか疲れたので次回はブレーキ周り、ピストンの洗浄・もみだし。
まーこれくらいやれば、今年も乗れそうだよねー?多分・・

あとは、洗車とワックス掛けをして、記念撮影・・・あー疲れた・・風邪ひいているのに!!!!



トルクレンチ・・・東日製

2014年03月05日 | 整備
東日のトルクレンチをポチリました(もちろん校正証明書付)
しかしこれを維持するのは検査が必要なんで、まーそこまでは私ごときの使い方なら必要ないと思います・・実際のところ。





今回6Nのトルクで締め付ける必要に迫られた。それはクラッチ板の交換である。
今持っているトルクレンチ2本では対応できない。
27N以上なんですから・・・??・・買わんでもいいかも?

そんなことで、東日の5N~40Nまで設定できるトルクレンチを購入。
もちろん、KTCのデジラチェと悩みましたが、7,000円も安くて東日も日本製だし。

しかしSIGNET製の物は、格段に安い・・多分これでいい!
SIGNET製の工具も、価格の割には、かなり良くできていると思います。

あー、早く天気になってくれないか!大きな車庫のない私が整備するには天気が一番。
そん時は、もちろん仕事なんか休んで・・・整備・・春ツーリングに備えて。

しかし家にある工具もバイク屋でもするのかと思うくらい工具だらけになりました。
後は、技術・・・だけです!

ドカティ・ムルティの乾式クラッチ板!

2014年02月27日 | 整備
私のムルティストラーダも走行距離が4万キロを超え、最近クラッチのジャダーが激しくなってきた!

同じムルティの最新車両に乗り換えを検討していたが、息子が大学を卒業するまでと断念!
お断りの連絡!ついに…

ならば、まだ乗り続けるためにクラッチ板を交換しようと純正より割高だけど定評のある「 サーフレック S1816P」を注文。32100円なり・・・高くないかい?

ジャーン、これです。


こんな立派なケースはいらんから、値段下げてよ。

さっそく、つぎの休みにでも交換するとします。
私のドカは乾式クラッチなので、交換も簡単。しかし湿式なら4万キロでは滑らないかもねー?

しかし乾式クラッチのつながり具合を体験するとたまりません・・・と思いますが。