空美風~私らしい言葉で~

二胡と歌の親子ユニット空美風のボーカル担当ひとみが綴るブログです。

いくつもの星の下で

2011-09-07 02:00:19 | ポエム 名曲とともに・・





想いの人に

これでもかってふられて

はじめて

こんな自分なんて・・

って否定した

自信を失くし

見つめる空は悲しくて

肩をすぼめ

茜色に染まる

校舎の門を後にする

涙顔の私に

”元気出せよ!”

と声をかけてくれるあなた

思えばいつだって

いつだってあなたはさり気なく

私の傍にいてくれた

そして

笑顔で話しかけるの

”元気!”って・・

やっと見えた

あなたの気持ち

やっと気づいたの

私の気持ちも・・


ねぇ・・

綺麗だね・・

空に生まれる星たちが

心いっぱいに落ちてくる

優しくあたたかい

涙となって

ありがとう・・

私ね

たった今

大切な一番星 

見つけたよ








さり気なく傍にいてくれる人

その人こそ

あなたの一番星


風香・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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こと

2011-08-19 13:07:38 | ポエム 名曲とともに・・





あなたが教えてくれた

たくさんの想い

心がひとりぼっちになるたび

波のように押し寄せる

うれしいこと

かなしいこと

しあわせと思えたこと

不安におびえたこと

怒りにふるえたこと

すべて

すべて

あなたが教えてくれたこと

大好きな夜更けの海に

ひとりたたずみ空を見る

まぶたに映る

荒波と

穏やかな波のぶつかるその場所で

手を握りしめ語り合ったこと

月はあなたで

星は私

遠く離れても

この愛にピリオドはないと

信じて疑わなかった

いいえ

疑う余裕すらなかったの



引き離された想いが

私をどこまでも弱くする

どこまでも強くする

すべて

すべて 

あなたが教えてくれたこと

薄れれゆく記憶の中で

確かに

 刻まれた時の中で・・





あなたが教えてくれたこと

大切な大切な

心の宝物


風香・・












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さよならの夏

2011-08-02 08:20:21 | ポエム 名曲とともに・・






木漏れ日のような

優しさが聴こえます

その優しさに乗って

懐かしい想いが溢れます

一度も触れたことのない時代に

想いを馳せて

空を見ている私がいます

海を見ている私がいます

ゆるやかな坂道を

大切な人と歩いている私が見えます

瞳の中で

胸の奥で

何度も何度も夢見ています

今 港を離れる船が

さよならの汽笛を残し

眩しい海を泳ぎ始めました

手を振る私に気づいたのは

船に寄り添うカモメたち

潮風と一緒に

私の心を包みます

遠くかすんで見えなくなるまで

私も手を振るの

聴こえて来たのは風・・

それとも ひだまり・・

美しい歌声が

寄り添ってくれる奇跡

私も

小舟になって

夏色の海を渡ります

明日の愛に届くまで

ゆらゆら ゆらゆら

カモメとともに






「コクリコ坂から」

本当に感動しました

私の知らない時代の風は

憧れとなって

今もこの胸を

優しく包んでくれています


追伸・・


舞台挨拶での手嶌葵さんは


清楚で可愛くて胸が震えました

その後、イベント会場で歌声まで聴けて

素敵な素敵な一日になりました

福岡出身の葵さん

長崎には、小さな頃から何度も訪れているとか・・

凄く凄く嬉しかったです

葵さん、関係者の皆様

暑い中、本当にありがとうございました


風香・・










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睡蓮 “A Water Lily”

2011-06-25 00:00:29 | ポエム 名曲とともに・・


Jia Pengfang) - 睡蓮・A Water Lily





私の中に

湛えるわびしさを

誰が気づいてくれるの

太陽に照らされ

雨に打たれて

それでも凛として咲き誇る

天を仰ぐ姿は

揺らぎのないたたずまい

ひたすらに咲く 

一心の心


たがために

たがために

私は生きているのでしょうか

ここにいるのでしょうか

その答えは

待ちわびる愛が知っている

その愛が

私に触れた時

恥じらいのしぶきをあげ

憂いに満ちた花になる

そして

ようやく眠りの中へ

緑もゆ

深い深い水の底

幻想のしじまに身を任せ

光りも届かない

神秘の世界へと舞い降りる


私の中に

湛えるわびしさを

一分一秒も

邪念を持たない姿を

誇り高き私を

切なきと捉えるならば

どうか

その愛で包んでください

抱きしめてください

張りつめた糸をほどくように

永遠の眠りへと

いざなってください







凛と咲き誇る花にも

秘めた悲しみを湛えているもの


風香・・


















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feel the moon

2011-06-24 01:04:25 | ポエム 名曲とともに・・






あなたに逢わなければ

あなたなんていなければ

あなたなんて あなたなんて・・


叫ぶ声も虚しく 

再び 求めてゆく心

月を見るたび

あなたが恋しくなる

あなたが欲しくなるの

今すぐ抱きしめてほしい

強く 強く 壊れるほどに

満ちてゆく 潤いゆく 欠けてゆく

二人の愛は月そのもの

摩天楼の星屑など

私には心もとない

手に取れるすべてのものが

光り輝いていても

私の想いは満たせない


なぜなの・・


はがゆいほど

落ちてゆく 落ちてゆく 

深く息をするたび

あなたが欲しい

あなたに抱かれたい

もがくほど

壊れるほど

この月のように

あなたを感じていたい

ただひとりのあなたを

あふれるほどに 今

feel the moon




こんな月の夜は

あなたに逢いたい・・


風香・・

 

 

 




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