小さな頃から、繊細で敏感なロンロン。
幼稚園も、
小学校も、
毎日のように行き渋り、
どうしてだろう? って思っていたけれど、
今年に入ってから それは強くなり、
学校の先生の意向もあり、
なかば無理やり連れて行っていたけれど、
とても辛そうで、
とても苦しそうで、
無理やり連れていくのはやめました。
知能の遅れはないものの、
周りの同級生の成長に
ついて行けないロンロン。
かんしゃくを持ちやすかったり
落ち着きがなかったり
お友達への興味が薄かったり、
気持ちを読むのが苦手だったり、
気持ちを伝えるのが困難だったり、
ひとりになりたがるのも、
遊び方も、
お話の仕方も、
ひとつのことに集中し過ぎるのも、
強い個性だと思っていたけれど、
検査の結果で、
自閉症スペクトラム障害だとわかりました。
担当医の先生いわく、
「集団での生活は辛かったと思います。」
本当にそう思います。
障害のことがわかるまで、
いろんな面で、
接し方、育て方を間違えてきたのではないかと、
娘は特に、
家族の私たちも、
自分たちを責めたり、悩んだりしてきました。
不安な心に追い打ちをかけるような、
心ない言葉に、家族で悲しんだ日もありました。
でも、障害のことがわかった今は、
その特性は、脳機能障害によるもので、
環境も、子育ても関係はないとのことで、
先生のお言葉に救われました。
それでも、
自分達を責める気持ちがたびたび襲ってきたりしますが
いちばん辛いのは本人なので、
家族で支え合って行きたいと思います😊✨
戸惑うことも多いけど、
娘は、やはり親。
仕事も辞めて、
一生懸命ロンロンと向き合っている姿を見ていると、
母親は本当に強いなって思います。
専門の先生のお力をお借りしながら、
手探りの状態でも、自分たちでも情報を集め、
ロンロンのサポートをして行きたいと思います。
その一方で、
ロンロンを見守りつつ、
演奏の練習がなかなか出来ない状態ではありますが、
以前よりも、音楽に向き合う想い、
空美風としての娘との絆が、更に強くなったように思いますので、
可能な時間帯、可能な限り、演奏活動は続けていきます。
演奏は、私たち親子にとって
とても大切なものなので、
演奏させて頂けることに感謝しながら、
これからも活動してまいります。
家族以外の人の目を見てお話ししたり、
挨拶返しがなかなか出来ないロンロンですが、
私たちの前では、ひょうきんで、明るくて、
おしゃべりが大好き！！
当たり前ですが、ロンロンは、私たち家族にとって
かけがえのないたったひとりの大切な大切な存在です
歌うことも、音楽も、大好きなロンロン。
音楽はいつもロンロンの傍にあり、
守ってくれています
私たち空美風は親子で演奏活動しているため、
日曜以外の活動では
ロンロンを一緒に連れて行く時もありますが、
皆さまにご理解を頂きながら、
ご迷惑のないよう活動してまいりますので、
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
追伸
同じ障害でお悩みのご本人様や、
ご家族様のお気持ちに、いつか光が射し、
孤独に悩むことなく、
穏やかに過ごせる日が来ますよう、
心より祈っております。
空美風
～そらみかぜ～
